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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
こんな人を知っているので,
By ゆう - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫) (文庫)
著者の本は初めて読みました。やはりタイトルに惹かれたので。どの登場人物もたいして魅力はありませんし、引用が多くて読んでいて疲れます。でも主人公がその傲慢である意味不器用すぎる生き方に、自分でもおそらく嫌気がさしながらも、絶対に自分を世の中や他人に迎合させることができない様子が、私にはリアルで胸が痛くなりました。 主人公に思考や言動がそっくりな青年を知っています。彼はしかしうつ病と診断され何度か自殺未遂もしています。 身近に実際に生と死に苦悩する人間がいる、あるいは自分自身がそうであるというひとには、共感あるいは理解はできる内容だと思います。しかし自身を代弁してくれるていると安堵するか、やはり救いはないと絶望するか…ある意味危険な小説だと思います。結局は思考の迷路に入り込むだけ、そこに答えはありません。 中盤、主人公がビルの隙間で膝を抱えて震えながら「何かいいことないかなあ」とつぶやくシーンが一番心に残りました。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
生きる、ということ。,
By
レビュー対象商品: 僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫) (文庫)
本屋で見つけて、帯に書いてある『人を愛するということを一度、心から疑ってみて欲しい』という言葉に惹かれて、買いました。当時落ち込んでいた自分の気持ちと共鳴するように、初めから、主人公『僕』の言動に深く心を動かされました。 落ち着いてる時に読むと、「なんて厭なやつだ。」「ムカつくなぁ」と思う言動をする主人公ですが、読み進むうちに、なぜ『僕』がそのような言動をするのかが理解できるようになる。そして、そんな生き方をして、苦しんでいる人間がきっとこの世の中にいるんだろうな・・と思ってしまうようなリアリティある作品。 主人公の考え・独白を通して、『生きること』、『愛すること』、『家族』、『現代社会』について、深く、強く考えさせられます。また、主人公の迷いや問いかけによって、読者自身も自然と考えることに引き込まれ、作中の文章や『僕』の言葉を真摯に受け止め、自分なりに考えるように心を揺さぶられます(賛同するかどうかはまた別)。 私にはとても意味深い本で、これ以降、白石一文さんのファンになりました。 人生に迷った時、よくわからなくなった時、この本を読み返しながら、いろいろと物思いに耽ります。平常心で、万事うまくいっているときに読んだら、前述したように、気分を害するかもしれません。。。
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
生き方を模索する対談集?,
By だん (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫) (文庫)
小説というよりは、よく生きること、死ぬことというテーマについて、登場人物たちに議論させ、様々な文献を引用する論文のように思えた。主人公を徹底的に醒めた人間として書くことで、主人公と他の人間との対比を大きくさせて、思考実験をしているよう。内容は、かなりよく読める。なるほどと思うところもある。生きるのにしんどい人がこの本を読めば、どうやったら世間の苦痛に楯を立てて、自分を守って生きていけるか、そのすべが一定得られるのではないかと思う。
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5つ星のうち 1.0
実
この程度のことは中学生の時点で誰しも考えると思うのですが、どうも違うようですね。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: estimated one for all
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