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僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫)
 
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僕のなかの壊れていない部分 (光文社文庫) [文庫]

白石 一文
5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

出版社に勤務する29歳の「僕」は3人の女性と同時に関係を持ちながら、その誰とも深い繋がりを結ぼうとしない。一方で、自宅には鍵をかけず、行き場のない若者2人を自由に出入りさせていた。常に、生まれてこなければよかった、という絶望感を抱く「僕」は、驚異的な記憶力を持つ。その理由は、彼の特異な過去にあった。―生と死の分かちがたい関係を突き詰める傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

白石 一文
1958年福岡県生まれ。2000年のデビュー作『一瞬の光』から注目を集めるようになる。読む者に緊張を強いる文章で作品世界に引き込みつつ、人間が生きることの大切さを突き詰める。読者の内面を見つめ直させる力に溢れた’02年8月刊行の本書『僕のなかの壊れていない部分』はロング・セラーに。’03年7月、21年間勤めた出版社を退社、作家専業になる。小説の大きな役割に挑む、現在最も期待される小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 376ページ
  • 出版社: 光文社 (2005/3/10)
  • ISBN-10: 4334738397
  • ISBN-13: 978-4334738396
  • 発売日: 2005/3/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.1  レビューをすべて見る (36件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゆう
形式:文庫
著者の本は初めて読みました。やはりタイトルに惹かれたので。
どの登場人物もたいして魅力はありませんし、引用が多くて読んでいて疲れます。でも主人公がその傲慢である意味不器用すぎる生き方に、自分でもおそらく嫌気がさしながらも、絶対に自分を世の中や他人に迎合させることができない様子が、私にはリアルで胸が痛くなりました。
主人公に思考や言動がそっくりな青年を知っています。彼はしかしうつ病と診断され何度か自殺未遂もしています。
身近に実際に生と死に苦悩する人間がいる、あるいは自分自身がそうであるというひとには、共感あるいは理解はできる内容だと思います。しかし自身を代弁してくれるていると安堵するか、やはり救いはないと絶望するか…ある意味危険な小説だと思います。結局は思考の迷路に入り込むだけ、そこに答えはありません。

中盤、主人公がビルの隙間で膝を抱えて震えながら「何かいいことないかなあ」とつぶやくシーンが一番心に残りました。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
本屋で見つけて、帯に書いてある『人を愛するということを一度、心から疑ってみて欲しい』という言葉に惹かれて、買いました。

当時落ち込んでいた自分の気持ちと共鳴するように、初めから、主人公『僕』の言動に深く心を動かされました。
落ち着いてる時に読むと、「なんて厭なやつだ。」「ムカつくなぁ」と思う言動をする主人公ですが、読み進むうちに、なぜ『僕』がそのような言動をするのかが理解できるようになる。そして、そんな生き方をして、苦しんでいる人間がきっとこの世の中にいるんだろうな・・と思ってしまうようなリアリティある作品。

主人公の考え・独白を通して、『生きること』、『愛すること』、『家族』、『現代社会』について、深く、強く考えさせられます。また、主人公の迷いや問いかけによって、読者自身も自然と考えることに引き込まれ、作中の文章や『僕』の言葉を真摯に受け止め、自分なりに考えるように心を揺さぶられます(賛同するかどうかはまた別)。

私にはとても意味深い本で、これ以降、白石一文さんのファンになりました。
人生に迷った時、よくわからなくなった時、この本を読み返しながら、いろいろと物思いに耽ります。平常心で、万事うまくいっているときに読んだら、前述したように、気分を害するかもしれません。。。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By だん
形式:文庫
小説というよりは、よく生きること、死ぬことというテーマについて、登場人物たちに議論させ、様々な文献を引用する論文のように思えた。主人公を徹底的に醒めた人間として書くことで、主人公と他の人間との対比を大きくさせて、思考実験をしているよう。内容は、かなりよく読める。なるほどと思うところもある。生きるのにしんどい人がこの本を読めば、どうやったら世間の苦痛に楯を立てて、自分を守って生きていけるか、そのすべが一定得られるのではないかと思う。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
問いかけてくる小説
この本を初めて手に取ったのは、高校の図書館。
社会人になって、本屋さんで購入して改めて読みました。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: 漢字は読めるが空気は読めない
この作家の、世界に対する向き合い方が好きになれない。
この作家の作品は何冊か読んだが、
根本的な世界に対する向き合い方が好きになれない。
どうでもいいじゃないですか!?... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ドルフィンドルフィン
これは抜群に面白い
白石一文の作品には、哲学的な思索を求めることはあっても、ストーリーの面白さを求めたことはなかった。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: くわもちじんぺい
作者にセンスがない
あまりにもつまらないので途中で読むの断念。よくこんなつまらない本を出版したなと言う感じ。
投稿日: 15か月前 投稿者: シーラカンス
共感はむずかしいですが‥
彼の行動や考え方は普通の人には共感できるものではないのですが、でも、それは決して小説の中だけにある誇張された人格とも言えないと感じました。... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: プレコン
生と死を見つめて
このところ、ただ漫然と生きている自分に多少嫌気が差して、そう、自分の生を限ってみよう。と考えた。私は50代半ばを過ぎているので、私はあと10年生きる(10年しか生... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: aquatio
絶望
この作品は半端じゃない。
自分の本源的なところに目を向けようとしない人には
この作品はよくわかんないとおもう。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/27 投稿者: さとこ
臭い。。
「これは恋愛小説では無く、文学です」と言いたげな感じが作品全体を
通じて伝わってきます。そもそも、文学の定義とは?って私はあまり... 続きを読む
投稿日: 2010/4/17 投稿者: ひろ
否定的なレビューがおおいですが…
「感情移入できない」、とのレビューがありますが、まず作者がさせる気がないので当たり前ではないでしょうか?? 続きを読む
投稿日: 2010/4/4 投稿者: KIRIN
この程度のことは中学生の時点で誰しも考えると思うのですが、どうも違うようですね。... 続きを読む
投稿日: 2010/3/17 投稿者: estimated one for all
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