ナンチャンのファンでもあり、大学でちょっとだけ狂言の勉強をした事もあり買ってみました。
堅い内容かなと思ったらそんな事もなく、かと言い軽いという程内容がない本ではありませんでした。
いかにしてコント職人であるナンチャンが今のお笑いブームとはまた別の形で古典の笑いと現代の笑いを融合させていこうとしているのかを知る事も出来ましたし、何がすごいなと思ったのは『突っ込み』の存在がなければ何故日本人は笑えないのかについても、深く鋭い視点で書いています。
狂言と今の数秒単位の畳み掛けるような笑いはまったく質は変わらないけれど、根底にある日本人らしさは共通項が多いのかなと感じさせられます。ちょっと変わった視点で見る日本人論としても読める本だと思います。