発売前からタイトルと表紙を見て期待していた作品を読んでみました。
期待が大きすぎたでしょうか・・・いくつか私がのめりこめなかったポイントを書きます。
・導入や背景が凡庸
ライトノベルが学園モノだらけなので、過度な斬新さを求めるつもりはないのですが、それにしても普通すぎる気がします。
元女子高に突然少数の男子学生が招かれる謎とは!?と期待したら、至極普通な理由で逆にびっくりです。
「ナナマルサンバツ」というクイズ研究会を舞台にした漫画を読んだばかりなので、よく似た主人公の心理描写やプロットに私が過剰反応しているだけかもしれません。
「監獄学園」は、ちょっとちがうと思いますw
・肝心のゲームシーンがブレーキ
太字で語られるゲームのリプレイシーンは、題材となったゲームを知らない人には必要な情報かもしれません。
プレイしたことがある人にも共感や、追体験を提供できるかもしれません。
しかし小説の中に他作品の「あらすじ」が結構なボリュームで混入している事実は、私には「劇中劇」のように映り興味がそがれてしまいました。
また、全編が太字という演出は不要に重く感じたのも書き添えておきます。
・語りの人称で混乱
作品は3人称視点で語られるのですが、ストーリーの性質から極めて1人称に近いものです。
これが、数少ない主人公がいない場所の描写で(ライバル登場シーン)かなり大きな違和感となり混乱してしまいました。
別に作中で人称が混在しているわけではありませんので、私の読解力が弱いだけか・・・。
・主人公に没入力以外の特徴がないので、この後の展開が心配。
余計なお世話ですね、すいませんw
ううん・・・こりゃ難癖つけてるだけですね。
でも、この作品が嫌いなわけではありません。
この学校だけにブルマが残る文化背景や、声優と結婚するという崇高な目標など、非凡なものは感じます(そこにか)
回収されていない伏線や、出てきただけの下級生など、膨らませる要素はまだまだあります。
今後に期待の作品として応援の意味を込めて書きました。