おちゃらけた感じのタイトルに表紙。けど、中身は職業物です。
就職活動惨敗続きの大学4年の小説家志望だった主人公の一夏の体験。
部室にやってきたら、高校時代あこがれていた美人の先輩に、宗教の勧誘ばりに強硬かつ強引に誘われて連れて行かれたゲーム会社。ゲームなんてやらないのに、ギャルゲーのシナリオライターをやることになったのでした。
キャラ配置はほんとラノベで極端な人々だし、ゲーム制作物の定番なストーリーではあるのですが、ひきこまれる面白さ。
デスマーチという言葉も知らない主人公に襲い掛かってくる障害。
締め切り破ってトンズラする外注。デスマな進行。
金と信用がかかっているので変更できない発売日。
といったことで、定番とはいえ、夢見るような解決手段はないリアルワールドな戦い。
感動するぐらいにものすごくよかった。作者の制作に対する思いが伝わってくるような作品でした。是非読んでいただきたい。