『僕と妻の1778の物語』ですが、見るも涙の愛妻物語です。大腸癌で死ぬ妻の最期を見取るターミナルケアの映画です。
私は、はからずも二度泣いてしまいました。
当然、この映画の主演は、妻節子役の竹内結子と SF作家の朔太郎役の草ナギ剛なのですが、
大腸ガンに侵された妻のために1日1篇の小説を書き綴る夫・草ナギの愛妻ぶりに、
深夜の公園で叫んでいたという過去のアホなエピソードの草ナギのイメージはすっかり消え、
さすがは国民的タレントで、単にSMAPのメンバーだからじゃ無いとも云える深い演技で、
愛情あふれ夫(草ナギの演技に)の優しさに思わず「そうだー、そうだ」と、私は深く頷きました。
車椅子の傍らにいる母(風吹ジュン)に節子が、「生きていてー、あの人の小説を最期まで読みたいのー」と望む告白シーンに、
「そうなんだよな、愛し合う者同士って一生共に生きて幸せを共有したいものなんだよなー」と、また涙。
竹内結子は可愛い大女優になりました。
末期癌の痛みを和らげる為にモルヒネを投与して、病院のベットでもう意識も朦朧としている状態で、
朔太郎の作家仲間・滝沢(谷原章)を呼び、自分の死んだ後のことを頼んでいるシーンでまた涙。
監督は、ドラマ『世にも奇妙な物語』の星護です、心をくすぐる演出と、泣かせ所はよく心得ています。
映画でたまには泣きたい方には、この映画をオススメします。