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僕とおばあさんとイリコとイラリオン
 
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僕とおばあさんとイリコとイラリオン [単行本]

ノダル ドゥンバゼ , Nodar Dumbadze , 児島 康宏
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,625 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

九歳で父母と別れた主人公ズラブは田舎のオルガおばあさんの許、イリコとイラリオンという、はちゃめちゃなおじたちと日々を過ごす。そして十七歳、首都トビリシで下宿先から大学に通う学生生活。卒業しておばあさんの家に戻ってみると…。「私は自由が欲しかった。そのために笑いを選んだんだ」と述懐する作者自身の体験に基づく、笑いに満ちたビルドゥングスロマン。一九五九年に発表されるやロシア語への翻訳、映画化と、ひとびとの圧倒的な支持を受け、特異なユーモア作家の地位を不動のものにした半自伝的作品。

内容(「MARC」データベースより)

9歳で父母と別れたズラブは田舎のオルガおばあさんのもと、イリコとイラリオンという、はちゃめちゃなおじたちと日々を過ごす。やがて大学を卒業して家に戻ってみると…。20世紀後半のグルジアの代表的ユーモア小説。

登録情報

  • 単行本: 284ページ
  • 出版社: 未知谷 (2004/02)
  • ISBN-10: 4896420950
  • ISBN-13: 978-4896420951
  • 発売日: 2004/02
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 896,406位 (本のベストセラーを見る)
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Oncle
形式:単行本
トリストラム・シャンディに出てくるような登場人物が、ピカレスク文学の情景の中で不条理劇を繰り広げる。しかし、あくまで本書は現代文学であり、同時代の不条理を軽やかに生きるための1つの態度を我々に示してくれているように思う。
楽しいグルジア人に会ったのをきっかけに読んだ本ですが、笑いあり涙ありで中学生から大人まで楽しめると思います。時代性もあり、章毎に独立して読むこともできるので、教科書の文章にも使えるのじゃないでしょうか。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By konryon
形式:単行本
腕白少年が愛情溢れる人たちに囲まれてすくすくと成長する物語は、ほかにもたくさんあるが、この作品がほかと違うのは、愉快な登場人物や抱腹絶倒なエピソードの背後に、厳しい環境にいる人々の哀しみと痛みが潜んでいるところである。物語が展開する第2次世界大戦と終戦直後の混乱期、そして貧困な田舎といった現実の厳しさについては、作者は多くは語っておらず、むしろ主人公の少年と二人の叔父の数々の悪戯で笑い飛ばそうとするが、その執拗とさえ言えるような沈黙は、かえって笑いの裏にある涙を何よりも雄弁に代弁する。この中で描かれる田舎は、訳者が解説で指摘したように、色々な辛い思いをした作者の理想郷である。だが作品の中で理想を追究すればするほど、逆に現実の不完全さをより鮮明に照射することになる。まさに笑いあり涙ありの味わい深い作品である。

訳文はとてもこなれていて読みやすい。原文にあるだろう駄洒落が、日本語として通用するような駄洒落にちゃんと訳されていて、うまいなと思わせる箇所が幾つかあった。グルジア語からの直接の邦訳は本作が最初らしいが(今まではグルジアの作品はロシア語からの重訳で日本に紹介されてきた)、読者として十分に楽しんだ見事な訳だ。これからの翻訳を大いに期待している。

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