漫然と過ぎ去る日々にぼんやりとした危機感を抱いた大学生が、カンボジアに学校を建てようと思いつく…。
ちょっとちょっとちょっと!!!
なんてありがちな設定!ニュース番組の特集でも今さら興味をそそらないレベル!
この身も蓋もないタイトルじゃなかったら観なかったでしょうね。
でも、観終わって思ったけど、そう、僕たちの人生は、ほぼ凡庸なわけで。
そんな中にちょっとしたことでもアクセントを入れられるかどうか、踏み出せるかどうか、
でもやっぱり自分に言い訳して踏み出せないで、少し踏み出したヤツをウラでいろいろ言いつつ羨ましがる…
くらいがリアルなわけで、その意味じゃものすごく等身大の共感映画なんですよね。
人生を左右する行動のきっかけも、ほとんど浅知恵からの出発だったりするし。
そんなことやって、結局、何になるんだよ?という問答は青春のテンプレ級のセリフだし。
まさにありがち。そう、創作じゃないから、観終わったあと、素直に感動できました。
原作が事実に基づいている、というのが理由のひとつ。
もうひとつは、カンボジアのロケ部分が、ほぼドキュメンタリーになってるところです。
役者たちが素で笑ったり、驚いたり、悲しんだりしてるのがハッキリわかる。そこがとっても強い。
まさに若い人にそのまま観てほしいなぁ!(中年でも感動したけど!)