そんな熱い仲間との仕事がビジネスライクに進むわけがない。打ち合わせは脱線に脱線を繰り返し深夜に及ぶこともしばしば。リライトにリライトを重ねた原稿は天井知らずにクオリティが上がっていったが、作業量もまた膨大なものになった。それでも本書を無事送り出すことができたのは、校了間際に赤いTシャツを着て現われ、通常の三倍のスピードで仕事をこなした“赤い校正”に負うところが大きい。ここに特に感謝を記したい。
ともあれ。
初放映から二十数年。僕たちの人生の傍らには、常にアムロやシャアやセイラがいた。ガンダムやザクが見守ってくれた。彼らに対するあふれる愛と、語り尽くせぬ想いにまみれてできあがった究極のガンダム・ムックをどうか手に取り、『ガンダム』の汲めども尽きぬ奥深さを堪能してほしい。
人が十人集まれば、十通りの「ガンダム」があっていい。願わくば、幼き日々にTVの前にかじりついていた頃の、あなた自身の「ガンダム」を再発見する手助けになれば幸いである。
--「出版社からのコメント」
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