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僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本)
 
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僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ (単行本) [単行本]

天野 春果
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

サッカーには街と人を豊かにする力がある

川崎フロンターレはここ10年で、サッカーチームでありながら算数ドリルを作り、スタジアムではバナナを売るクラブへと変貌しました。オフには本の読み聞かせ会を実施、青い衣装を着たブルーサンタが入院中の子どもたちを慰問、選手がサポーターと一緒に入浴、と、サッカーという枠を飛び出して地域と密着したクラブになっています。
その仕掛け人が今回の著者、天野春果氏です。本場アメリカでスポーツビジネスを学んだ著者は、そのビジネス感覚を持ちながらも、どうすれば日本、あるいは川崎に根付くかを常に考え、「農業と同じ」との思いに行き着きます。また普段の生活から実にチームに献身的。サポーターから深夜に携帯電話にかかる数時間の長電話に応え、家にいれば考え事をしてる間に2時間超の入浴になることもしばしば。家族でレジャーに出かけても、思わず妻子をおいてイベント関係者に名刺を配る…。ただし著者は、生活を投げ打って仕事をしているというよりは、生活の中から仕事のヒントを見つけ出しており、多くの人の心をつかんだプロモーション活動を行っています。
サッカー関係者のみならず教育、ビジネスの場面などで大いに活用できるはずです。

内容(「BOOK」データベースより)

地域貢献、教育など、選手だけでは成り立たないサッカークラブの取り組みが、新たな可能性を引き出す。

登録情報

  • 単行本: 216ページ
  • 出版社: 小学館 (2011/6/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 409840124X
  • ISBN-13: 978-4098401246
  • 発売日: 2011/6/17
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 10,283位 (本のベストセラーを見る)
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Jリーグの中でも「他の斜め上を行くおバカな企画」を放ち続けることで知られる川崎フロンターレ。その企画仕掛人が語るスポーツビジネス本・・・なのですが、ここに登場するビジネスは、ある意味全く「スポーツ」していません。

印象に残ったのは (1)自分の常識は相手の非常識 (2)相手方のメリットを強調して条件を引き出す (3)アライアンスで大きい仕事をする の3点でした。

とくに自社側で十分な費用を用意できないときに相手方に負担してもらう交渉術であるとか、アイデアはあるけど技術が自前に無いときに他人を動かすための相談過程のあたりは、著者と同い年の自分がいま読んで、すっと腑に落ちるものばかりです。

ともすれば企画のユニークさだけが取り上げられがちですが、その根底にある人が人を動かすこころは極めて正道で、業界を問わず普遍のもの。ゼロからイチを作り出すあらゆる分野の人にとって、この本は宝の山に見えるかもしれません。
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18 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
たぶんJリーグを日ごろから見ているとか好きとかいう方なら、この本はご存知だろうと思います。
そういう方には、気が向いたら読んでみてくださいと申し上げたいです。
あー、あの企画ってそういう経緯があったんだぁなんて、思い出を振り返る一助になることでしょう。

私がこの本を読んでほしい人は、サッカーに携わらない社会人です。
アナログなコミュニケーションの重要さを改めて教えてくれる本です。

Twitterだ、Facebookだと世の中がデジタル化で便利になったとしても、人間同士が顔を合わせて話すことの大事さを教えてくれる気がします。
それは、今の日本人に欠けつつあって、最も必要とされていることなのではないかと思うのです。

初めてフロンターレの試合に出かけたとき一番強く印象に残ったのは、サッカーが面白いとかいったことではなく、そこに人を集めるためにどうしたらいいのかを考えているなぁというビジネスの原点みたいなものを感じたことでした。それはとってもアナログで、決しておしゃれじゃなかったりするけれど、根底にあるのはお客さんに足を運んでもらうにはどうしたらいいかを考えているんだなと思わされました。
これってまさにビジネスの原点で、どんな仕事にも通じるものがあるんじゃないかと思います。

この本を読んで、少しでも興味を持ったら等々力陸上競技場へ足を運んでください。
マーケティングとか企画とか営業をなさっている方には参考になる現場だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、38人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By haraeri
Jリーグ・川崎フロンターレの名物部長、天野氏の初の著作。
バナナと算数ドリル、というタイトルからは想像もつかないと思いますが、れっきとした「スポーツビジネス書」です。

この本を書店やAmazonでご覧になる方は、ある程度、川崎フロンターレというチームや企画のユニークさをご存知なのではないかと思いますが、
そんな方々も、多くは、「川崎フロンターレというチームの知名度があるからできるのでは」「天野さんだからできるのでは」と思っていらっしゃるのではないかと思います。

でも、この本を最後まで読んでも、天野氏が、バナナを売って算数ドリルを作るというような、Jリーグの中でもかなり異質のユニーク企画を次々と成功させるために、
天野氏にしか使えない特別な魔法や裏ワザを駆使しているようには読み取れないのではないでしょうか。

ふとした思いつきをどうやって実現させるのか。
それは、決して途中で諦めないこと。

私はそのように読み取りました。
この本には、天野氏の「諦めの悪さ」が、これでもかこれでもかとばかりに詰められています。
諦めずに、思いつきを繋げ、人を繋げ、街を繋げて、夢のようなことを実現させる。

その過程は、間違いなく、「スポーツ(根性)もの」であり、実現力を学べる「ビジネス書」でもあると思います。
また、これだけの「諦めの悪さ」が詰まっていると、「自分も何か一つは諦めずに実現させてみようかな」という気持ちになれるという点においては、「自己啓発本」でもあるかもしれません。

天野氏のビジョンは、「スポーツで人や街(川崎)や日本を豊かにすること」でしょう。

できれば、スポーツビジネス周辺に関わっていらっしゃらない方々にも、この本を読んで頂き、
併せて、川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場にもお越し頂いて、
試合を観戦するだけではなく、その天野氏の壮大な夢が実際に実現されつつある、川崎の街の光景をご覧頂きたい。

川崎フロンターレのサポーターの一人としてだけではなく、常日頃、何かを実現させようとしながらも、ちょっとしたことですぐに諦めそうになってしまう、甘ちゃんな社会人の一人として、強くそう思います。

(なお、この本の著者印税は、スポーツを通じた東日本大震災被災地支援活動のため、全額寄付され使用されるそうです。)
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