Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
傷を愛せるか
 
イメージを拡大
 

傷を愛せるか [単行本]

宮地 尚子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
4点在庫あり。ご注文はお早めに。
2012/5/28 月曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本と環状島=トラウマの地政学 ¥ 2,940 をあわせて買う

傷を愛せるか + 環状島=トラウマの地政学
合計価格: ¥ 5,040

在庫状況の表示

  • 対象商品: 傷を愛せるか

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • 環状島=トラウマの地政学

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

心は震えつづける。それでも、人は生きていく。旅先で、臨床現場で、心の波打ち際にたたずむ。トラウマと向き合う精神科医のエッセイ集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

宮地 尚子
一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻・教授。精神科医師、医学博士。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。1989年から1992年、ハーバード大学医学部社会医学教室および法学部人権講座に客員研究員として留学。1993年より近畿大学医学部衛生学教室勤務を経て、2001年より現職。専門は文化精神医学、医療人類学、ジェンダーとセクシュアリティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 174ページ
  • 出版社: 大月書店 (2010/01)
  • ISBN-10: 4272420127
  • ISBN-13: 978-4272420124
  • 発売日: 2010/01
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.5 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 79,406位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告

  • 目次を見る

この商品を見た後に買っているのは?


類似した商品から提示されたタグ

 (詳細)
関連タグ(この商品に近い関連キーワード)を追加する++最初のタグになります
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
31 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By LauLau
形式:単行本
 「物語は、傷口の縁をなぞり、ただその周囲を語ってまわることしかできない。言葉は痛みの生々しさをほのめかすものの、傷はまさに身体のものとしてあり、その屈辱と不安と喪失感を言葉は決してとらえることができない」
 表題と同じ「傷を愛せるか」と題されたエセーの冒頭にA.W.フランクの『傷ついた物語の語り手』からのエピグラフが置かれている。この文章を空間的なイメージにふくらませたものが、(トラウマを爆心地ととらえ、その被害者、支援者、研究者などの関係を海に浮かぶカルデラのような孤島モデルを使い整理した)前著『環状島』を構想する上での一つのアイデアの源泉であり、DVや性暴力を受けた被害者のトラウマ治療の現場に立ち続ける著者の実感なのだろう。
 著者の幼いお嬢さんが階段から転げ落ちたとき、「どのように落ちていったかをきちんと見ておくことが、その後どのように対処すればいいのかを考えるのにいちばん役立つ」と考え、落ちていく姿を見つめていたという。
 複雑な事象を、目を凝らして正確に観察し記述する力、視覚イメージを言語化する能力が優れているからこそ、『環状島』を描き出すことができたのだと思うし、エセーにもその特徴があらわれている。本書のところどころに織り込まれた著者撮影の写真にも、海、空、光、影の空間を切り取る感受性と美的センスが垣間見える。

 映画、アート、旅の体験、人の話、さまざまな刺激が熟成し、エセーとして多彩で濃厚で、抒情的な実を結ぶ。その視点を定めているのは『環状島』で医療と研究に携わっているという事実なのだが、等身大で語られているので堅苦しさはない。少女漫画の世界にはまってしまう夢見がちな文学少女のような一面もあれば、まじめな話をしていても、すきあらば笑いをとらないと気が済まないサービス精神も持ち合わせている。もちろん、医師としての科学的素養に基づく寺田虎彦を思わせるエセーは興味深いし、アメリカ留学によって自己変革を遂げた、世界に目を向ける開放性と国際的な人的ネットワークから発想されるアイデアと専門分野に閉じこもらない柔軟な思考は貴重だ。

 言葉に言い表せないような深い傷を負った人々に医療者として向き合うとき、爆心地に立ったときと同じように、足がすくみ、目を覆いたくなるだろうと容易に想像がつく。見て見ぬふりをすることも、その場から立ち去ることもできる。だが、「泡盛の瓶」を読むと、著者はトラウマ治療に呼ばれている(あるいは、使命としてトラウマ治療にあたらなければならない)人なのだろうと思う。
 困難な仕事に向うとき、「祈り」の力に著者は着目する。「だれかが自分のために祈ってくれるということ」が患者だけでなく治療者をも支えるし、治療にあたっても「幸せになれる」と真剣に願い、言葉にして被害者と共有しあうことで力を得る。「一人で見る夢はただの夢、一緒に見る夢は現実になる」という引用されたオノ・ヨーコの言葉がぴたりとはまる。
 では、傷を愛せるか?本書を手に考えると、ピンチにマウンドに立った投手や追い込まれたテニスプレーヤーのような気持になってくる。

 傷そのものを愛することは難しい。だが、負傷した人に寄り添い、見守り、愛することはできる。そう祈りながら、がんばれ自分!できるぞ自分!と自らを奮い立たせて、爆心地へ救護に向かう著者の姿を思い浮かべた。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Lehman Packer トップ1000レビュアー
形式:単行本
 ”傷ついた心を癒す特効薬はないし、回復が促されるよう周囲の環境を整えるにも、時間と精神的なエネルギーがおそろしくかかる。目の前で状況が悪化しつつあっても、本人や家族がいったん「底つき」をするまで、待つしかないこともある。”
 最初のエッセイ”何もできなくても”からの引用である。

 本書の著者の宮地尚子さんは精神科医として臨床に携わると同時に、一橋大学の社会学に籍をおく研究者でもある。トラウマ治療を重点にされてるので、心理療法がメインであろうか。本書には『週刊医学界新聞』に掲載されたハーバード大学の関連病院に在籍してた頃のエッセイを中央に、その前後に書き下ろしのエッセイが掲載されている。

 宮地さんは研究者であると同時に臨床医として医療に従事し、現状の科学としての医療の限界を意識している。治癒しない患者を日々見つめながら、どう患者とつきあうべきかを考える。

 『見えるものと見えないもの』というエッセイには、その宮地さんの2面性が良く現れている。このエッセイでは、”ないものが「見えてしまうこと」があることを専門家はつねに自戒する必要がある。”と、研究におけるエビデンスの重要性を述べながら、宮地さんには見えぬ物を察知する特殊能力を持つ友人を紹介している。
 そして自分(普通の人)には見えないものが見える人がいるという事実を確認した上で、彼らの社会における存在意義に思いをはせる。

 ”見えてしまう人”は宮地さんのクライアントにオーバーラップするのであろう。クライアントの姿は”見えてしまう人”のほかに”ヴァルナブル(つけこまれやすい)な人”あるいは傷や弱さを抱えた人という表現で度々表れる。

 傷ついた人と生きること、
 ”傷がそこにあることを認め、受け入れ、‥傷とともにその後の人生を生き続けること。”
 傷を愛することこそが、宮地さんの原点のようである。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
この著者の本を読むのははじめてなので、著者の専門であるトラウマを負った患者についての
他の本は読んでいないが、これは著者自身の物語であり、専門家としての「立ち位置」を
語った本であると思う。
なので、専門的な臨床における話題を期待している人には物足りないかもしれない。

だが、公的に認められた職業であれ、公的には認められていない職業であれ、
傷を負った人たちと関わり、その距離感や付き合い方、自分自身の立ち位置に
悩む多くの人にとっては、希望を感じられる内容であると思う。

本著の中に出てくるように、表題を含めて、著者が天童荒太作「包帯クラブ」に強い
感銘を受けていることがわかる。
人間である限り、すべてのリスクを回避して生きていくことは難しい。
時には自分や愛する人たちに「傷を負ってしまうこと」が起こってしまう。

その時、どうすればその傷は癒えるのだろう・・・。

予言の言葉、約束の言葉、弱さを抱えたまま強くある可能性、ソウルファミリー、
そして「幸せを心から祈ってくれる」誰か・・・。

今、日本では急速にスピリチュアルブームが起こっている。
それほどまでに、多くの人が不安を抱えて生きている。

特定の宗教や教祖のためのポイント稼ぎではなく、天国や極楽に行くための
自己利益のためでもなく、
ただ純粋に誰かが「祈ってくれること」。
たったそれだけで人は何かを得ることができる。

時に傷を負った人たちのブラックホールに飲み込まれそうになりながら、
それでも自分の「立ち位置」をしっかりと持ち、そして「祈り続けること」。
小さな勇気をもらえたように思う。
このレビューは参考になりましたか?

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア


関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す






この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換