意外な良書でした。
自分を変えるための少しでも何かのヒントになればと思い、レビューを見て購入しましたが買って正解でした。
催眠術に関しても確かに理路整然として大変詳しく、且つ、分かりやすくて納得のできる内容・記述です。
私はそのようなことに関わる仕事とは違いますので、術法に関してはひとつの知識として読ませて頂いただけなのですが、その内容はプロの療法士としての技術のみならず、人間の心理や意識(無意識)、言葉が与える影響、その他諸々、私のような一般人にも大変参考になり、得るものも多いです。
また、著者の文章の書き方・文字の大きさ、文字間隔・全体の構成が上手いのか、非常に読みやすく、あっという間に読み終えてしまいました。
私共一般人には、特に最終章の第七章の「うつわ」に関してが秀逸です。
様々な啓発的な本やレポート等をけっこう読んできましたので、この章で言っていること自体は大まかには知っている知識でもあったのですが、他の啓発本等ではその心の持ちようのメカニズム・普段の考え方、及びその考え方からくる影響・普段使っている言葉とその影響等、何と表現したらいいのか分からないのですが、言っていることは理解しているつもりなのですが、どうしても奥底で理解できていないような気がしていたのです。
しかし、この本で霧が晴れるような思いがしました。やっと他の啓発本が言っている意味を理解できたように思いました。(かといって自分が変われるかは、もちろん自分次第ですけどね!)
下手な啓発本、あるいは成功本などを読むより余程ためになりました。
第七章だけでも買った価値があり、変に小難しい書き方ではない、著者の誰が読んでも分かりやすく読みやすい記述もとても好感が持てます。良書です。