西川版ゲッターこと、『偽書ゲッターロボダークネス』の第2巻。
本巻ではゲッターIIとそのパイロット、ハヤトを中心にストーリーが展開します。
本作のハヤトは、石川版ゲッターの神隼人と「ハヤトの校舎」になぞらえて、「ハヤトの軍」というテロリスト集団の元リーダーという設定になっています。
おまけに、「革命の針」なる謎の物質を脳に埋め込んでいるため常人離れした能力を有するものの、常に致死量ギリギリの精神安定剤を服用していないと正気を保てないという、神隼人とは別の意味での「狂気の天才」として描かれています。
ストーリーも、どこか石川版のオマージュっぽいところがあって、なかなか楽しめました。
ただ、クライマックスでアンチ・ゲッター線が起こした革命のくだりは、展開的にちょっと安直だった気がします。
この辺りはもう少し捻っておいてもよかったかと。
でも、作画も綺麗ですし、戦闘シーンも迫力満点なので、石川版ゲッターと違う目線で見ればかなり楽しめるのではないかと思います。