最初は偽善を否定している本かと思いましたが、そうではなく、またこの本は、他人や他の物などを問題にしているわけではなく、ただ自分自身の心の中を自覚して、少しずつ訓練していく事の大事さを、教えているように思います。相手の悪口を言ったり、非難する事は、自分のストレスの解消になると思っていましたが、この本によると、自分自身が損をするという事、それによって自分のストレスが増すという事が、説いてあります。なるほどなと思いました。結局、自分に返ってくる、またそう思うこと自体が、自分で自分を苦しめる結果になってしまうと、書いてあります。この本は、今まであるようでなかった、とても不思議な本だと思います。たぶん作者は、とても深い所で、心の問題を考えていると思うけど、本の内容、書き方は、本人なりに、みんなに分かりやすいように、工夫して書いてあるんだろうと感じます。あと、表紙や中の挿絵が、すごくいいですね。気持ちが、落ち着くというか、何かほっとするようで、惹かれます。