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偽りの墳墓 (光文社文庫)
 
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偽りの墳墓 (光文社文庫) [文庫]

鮎川 哲也
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

浜名湖東岸の温泉街で、土産物屋のおかみ・いくが首つり死体で発見された。自殺を偽装した痕跡があったことから、多額の保険金を掛けていた夫・捨松が疑われるが、アリバイが崩せない。さらに、保険会社の依頼でいくの死を調べていた美人調査員が殺される、第二の事件が発生。やはり真犯人は捨松なのか!?ところが、事件当日いくを訪ねてきていた第三の男の存在が浮上して…。巧緻を極めたトリックに鬼貫警部が挑む、著者中期の傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

鮎川 哲也
本名・中川透。2002年9月24日永眠、享年八三歳。本格推理を愛し、後進の育成にも尽力した一生だった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 340ページ
  • 出版社: 光文社 (2002/12/10)
  • ISBN-10: 4334734227
  • ISBN-13: 978-4334734220
  • 発売日: 2002/12/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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取材の成果 2007/7/30
By 志村真幸 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 1963年に文藝春秋から出た単行本の復刊。ただし、底本とされているのは1979年の角川文庫版。
 鬼貫警部もので、お得意のアリバイ崩しをテーマとした作品。話としてはいささか小粒と言わざるを得ない。トリックもいまいちだし、アリバイが崩されていく過程もちょっと。
 その穴埋めのためというか、ある病気についての取材をして、物語前半の謎に利用している。世間一般の誤解を解こうと、誠実な内容となっており、著者の人柄を感じさせる。
 浜名湖のあたりの風情も良く出ている。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
浜名湖近くの温泉街の土産物屋でみつかった女性の首吊り死体。自殺にみえたが、そこには偽装工作の跡が。夫が容疑者として浮かび上がるが、彼にはアリバイが・・・。アリバイくずしものの本格ミステリです。

メインとなるアリバイトリックは、著者の十八番だけあってよくできており、そこに万年筆のインクや写真など細々とした小道具が効果的に使われているあたりはさすがです。

また、ミステリの出来不出来にはあまり関係のないことなのですが、刑事の一人が手がかりを追い求めて訪ねる瀬戸内海にある(架空の)小島、そこは島全体がハンセン氏病患者の療養所となっているところで、青い海と青い空、緑の木々に囲まれたとても明るい場所にある、近くの住民たちから忌避されひっそりとたたずむ療養所のイメージが目の前に鮮烈に浮かび上がってきて、とても印象的でした。
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