偽りのドラグーンは、登場人物が色々偽っています。
ある人物は身分を偽り、ある者は生死を偽り、ある少女は性別を偽り、またある少女は大事なモノを失わないために……。
一巻から四巻まで読んで、物語としてはまだ序盤です。主人公達は逆転の糸口を見つけ出せず、敵の攻撃に対して防戦している状態です。
嘘をつくことで自分を傷つけると教えてくれた人物、その人の高潔な死。復讐の意義を失った真実の暴露。更には、隠していたことが明るみに出てしまう。そんな内容がこの四巻です。
四巻までに世界観は整いこれから反撃に転じていくのでしょうが、その前に主人公とヒロインに試練を課すのか?
自身の体の秘密、ヒロインの隠していた心。色々なモノを受け止め主人公は葛藤し成長していく。四巻を読んで、五巻を読もうと決めました。物語の進み方は遅いですが、決して退屈はしない作品です。