昔読んでとてもおもしろかったのを覚えていたので、もう一度本棚から取り出して、何気に読んでみました。英国からニューヨークへと渡るあの古き良き時代の豪華客船の中で繰り広げられる壮大なロマンティック・ミステリーで、また実際に起きた100年近く前の有名な事件、クリッペン事件のことが登場するので、そちらの事件のことも調べながら読むとおもしろさが非常に増すと思われます。ちなみにこの死刑になったクリッペン博士の地下に眠っていたのは、最近のDNA鑑定の結果、博士の妻とはまったく100%の別人であることが証明されたとか。最後まで無罪を訴え続けたクリッペンの想いがやっと届いたということなのでしょうか。それにしてもこの事件の真相はいったい・・・??? ますます興味深い展開なので、是非ピーター・ラヴゼイ先生に新たなクリッペン事件関連のストーリーを!と期待してしまいます。
それにしても、このデュー警部のキャラクター、ほっておけないほどユニークですよね。ぼぉ〜っとしているようでしっかりと犯人を捜し当てるのですから。
映画化されなかったのでしょうか? (私の持っている古い本には映画化決定と書いてあるのですが) 今からでも映画化を期待したいです。