Would you like to see this page in English? Click here.

この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
偶然性の問題 (1967年)
  

偶然性の問題 (1967年) [古書] [-]

九鬼 周造
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報


商品の説明

古書について

・古書は、 AmazonマーケットプレイスTMでの販売のみの取り扱いとなります。

・価格は出品者が設定したものです。また、古書には、年月の経過による紙の変質などがある場合があります。購入前にコメント欄の記載、コンディション、価格などの条件を必ずご確認のうえ、ご不明な点は出品者にお問い合わせください。

・古書の出品コンディションは通常の書籍の出品コンディションと異なっています。古書をご購入の前には、出品者にコンディションの確認をされることをおすすめいたします。  コンディション・ガイドラインはこちら

・表示のタイトル、定価などの書誌情報は発売当時の情報をもとにしております。あらかじめご了承ください。

AmazonマーケットプレイスTMの商品は、注文確定後、オンラインでのキャンセルはできませんのでご注意ください。キャンセルをご希望の場合は、出品者に直接ご連絡ください。

・古書についてのヘルプ、Q&Aはこちら

登録情報

  • -: 331ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1967)
  • ASIN: B000JA7ER8
  • 発売日: 1967
  • 商品の寸法: 23 x 16.4 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 803,957位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?


この商品にタグをつける

 (詳細)
タグは、商品との関連性が非常に強いキーワードまたはラベルのようなものです。
タグにより、すべてのお客様がお気に入りの商品の整理と確認を行うことができます。
※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

カスタマーレビュー

星5つ
0
星4つ
0
星2つ
0
星1つ
0
最も参考になったカスタマーレビュー
By shun
初版は1935年で1967年版は第七刷。
問題は第三章の離接的偶然で、運命論として扱はれるが実は「無」の論である。
 − 運命は必然的ヘイマルメネーであり偶然的なテュケ幸運やアウトマトンではない。

〔各様相の時間的性格〕
可能性の未来的時間性格=Vorlaufen。必然性の過去的時間性格 = ト・ティ・エーン・エイナイ、アナムネシス。
に対し偶然性は現在。『可能は可能性によつて現實と成る。現實は必然へ展開する。さうして一般に可能が現實面へ出遇ふ場合が広義の偶然である。』 それは哲学の始めである驚異タウマゼインである。265頁

〔有と無〕
偶然は無に近い存在。離接的(選言的)肯定はその裏面に離接的否定を有つてゐる。
絶対者が「必然―偶然者」であることは絶対者が絶対有であると共に絶対無であることを語つてゐる。313頁
『偶然性は有と無の境界線に危く立脚する極限的存在にほかならない。』314
可能性と必然性は實在性の次元にあつて濃度の違ひ(大小對当)でしかない。
偶然性は虚無性の次元にあつて不可能性と濃度の違ひ。
必然性を追ふものは無を自覚すること少なく、可能性のみ追求する者は缺如として無を知る場合が多い。
偶然性の官能を持つものは無を直感する。314『偶然は無の可能を意味する』315
可能性は「非現實性」によつて不可能性に結ばれてゐるが、「無」は却つて不可能性と偶然性を『包消』してゐる。317 − 九鬼が高橋里美と同じ『包消』といふ言葉を使用してるのは面白い。

言明的assertologisch 或は確然的apodiktischな命題を 問題的problematischにするのが離接的disjunctive判断。320
『離接的偶然の核心的意味は「無いことの可能」としての「無いことの必然」へ近迫すること。偶然性は不可能性の無の性格を帯びた現實である。さうして現在における驚異の情緒は實存にとつて運命を通告する。
なほ可能的離接肢の全體は勝義カタ・エクソメンにおいて形而上学的絶対者を意味し・・・「必然―偶然者」として解明される。
また絶対者と有限者を繋ぐものが運命である限り、運命もまた「必然―偶然者」の性格を擔つて実存の中核を震撼する』322f

定言的偶然の核心的意味は微表差異exiguumによる「個物および個々の事象」、
仮説的偶然は「一つの系列と他の系列の邂逅」、
離接的偶然は「無いことの可能」。322
これらすべてにの偶然の根源的意味は、一者としての必然性に対する他者の措定。
必然性とは同一性つまり一者の様相であり、偶然性は一者と他者の二元性の邂逅Zusammentreffen(間主観性)。324 無いことの可能は選択に基づく二元を予想。325

偶然性はアリストテレスにとつても学的認識の限界を形成。しかしこの限界は実存に対して端初Urzufall。326 − これは勿論アリストテレスからアヴィセンナ経由トマス・アクイナスに引き継がれた、存在(現実存在existentia)はaccident偶然による、或は神esseの対象を存在させる行為actus essendiによるといふ哲学史の復習。

経験に整合と統一を與へる理論的體系の根源的意味は他者の偶然性を捉へてその具体性において一者の同一性へ同化・内面化する。
汝の我への具體的内面的同一化であり、偶然を満喫した宇宙論でなくてはならない。329
このレビューは参考になりましたか?
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す





この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック