メタローグ
ポール・オースターならこの人と言われる、柴田元幸氏の翻訳はいつもながらの名調子。元消防士の主人公ジム・ナッシュは、妻に逃げられ、疎遠だった父も鬼籍に入った。父の遺産を手に新車を買い、あてのない旅に出る。ここまでなら他のロード・ムービー的な小説と変わりないが、旅が終わった時点からドラマの本質がスタートする。金が底を突くようになったところで、ギャンブラーと知り合い、ひと山当てようともくろんだナッシュだが、思惑ははずれ、ついには借金苦に陥る。二転、三転するドラマの展開の中、静謐さを醸し出すオースターの独特の文章タッチがここでも存分に楽しめる。(新元良一)
『ことし読む本いち押しガイド2000』 Copyright© メタローグ. All rights reserved.
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
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内容説明
Nashe comes into an inheritance and decides to pursue a life of freedom. He meets Pozzi, a gambler, who exerts a terrible fascination over him, and together they take a desperate gamble. By the author of "The New York Trilogy", "Moon Palace" and "The Invention of Solitude".
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内容(「BOOK」データベースより)
妻に去られたナッシュに、突然20万ドルの遺産が転がり込んだ。すべてを捨てて目的のない旅に出た彼は、まる一年赤いサーブを駆ってアメリカ全土を回り、“十三ヵ月目に入って三日目”に謎の若者ポッツィと出会った。“望みのないものにしか興味の持てない”ナッシュと、博打の天才の若者が辿る数奇な運命。現代アメリカ文学の旗手が送る、理不尽な衝撃と虚脱感に満ちた物語。
内容(「MARC」データベースより)
すべてを投げ出し、あてもなく彷徨った。傷だらけのギャンブラーに出会うまで…。現代アメリカ文学の旗手オースターのエッセンスと魅力あふれる長編小説。
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From Publishers Weekly
Compulsive traveler Jim Nashe finances an epic poker match for a self-proclaimed jackpot winner. "In his lucid, captivating yarn, Auster quietly raises disturbing questions of servants and masters, of loyalty, freedom and the inexplicable urge to kill," said PW .
Copyright 1991 Reed Business Information, Inc. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。
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著者について
Paul Auster is one of the cornerstones of the modern Faber list - a highly acclaimed author who also enjoys terrific commercial success
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
オースター,ポール
1947年生れ。コロンビア大学卒業後、数年間各国を放浪する。’70年代は主として詩や評論や翻訳に創作意欲を注いできたが、’85年から’86年にかけて、『シティ・オブ・グラス』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の、いわゆる「ニューヨーク三部作」を発表し、一躍現代アメリカ文学の旗手として脚光を浴びた
柴田 元幸
1954年、東京生れ。東京大学文学部助教授。『生半可な学者』で講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1947年生れ。コロンビア大学卒業後、数年間各国を放浪する。’70年代は主として詩や評論や翻訳に創作意欲を注いできたが、’85年から’86年にかけて、『シティ・オブ・グラス』『幽霊たち』『鍵のかかった部屋』の、いわゆる「ニューヨーク三部作」を発表し、一躍現代アメリカ文学の旗手として脚光を浴びた
柴田 元幸
1954年、東京生れ。東京大学文学部助教授。『生半可な学者』で講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)