執筆者は建築家,環境デザイナー,木材専門家,生活評論家,安全工学博士,医師と多彩であり,それぞれの立場から健康と住まいについてのノウハウが語られている。実践的な内容なので,専門知識のない消費者にも理解しやすい。
その半面,執筆者の推薦する健康的な住まい感とフィーリングが合わないと戸惑いを覚える読者もいるだろう。その場合,建材などから揮発する有害物質の一覧表や安全な建材のリストなど専門書や研究機関が発表したデータが数多く引用されているので,そうしたデータを読むことで,自己判断するときの参考になる。 (ハウジング・アナリスト 松下 寛光)
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特定の職種を非難するような記述は見られませんでした。むしろ、作業にたずさわる業者の方々の健康を心配するくだりもあり、配慮を感じました。
全体として、良心的な本だと思います。星ひとつマイナスは、やや分量が多く、初めてエコ住宅の本を手にした読者があっさりと読み飛ばせるものではないこと。出版が1999年であり、この2年間のエコ建材のめざましい(?)進歩を考えると、さらに新しい本と読み合わせるほうがベターかということくらいです。
もちろん、新しく読みやすいだけでいい加減な本も多いので、その意味ではこの本は一読の価値があると思います。私は同じ著者の新しい本を採して読んでいる最中です。この本にはいいきっかけをもらいました。
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