ここ数年、借金に関する(特に借金した者が有利になる)本が多く出版されています。
また、最高裁でも過剰に取っている金利は無効という判決もでているので、ますます借り手が有利な社会になっているのでしょう。
きちんと返済している人もいますが、返せなくなると破産したり、逃げたり、開き直るような態度を取る債務者が多いのも事実です。
タイトルでは債務者の立場で本を書いているようになっていますが、逆に貸しても返ってこない債権者の方は、この本を参考にして、債務者がどのように逃げていくか知ることができるでしょう。相手の行動を知ることができれば、より返済をさせる対策をたてることができると思います。
貸した側も汗水たらして作ったカネであり、借りるときだけ泣きついてきて、返せなくなると開き直られるようでは、どちらが被害者であるかわからなくなってしまいます。
この筆者の書く本は、被害者は債務者になっていますが、実際の被害者はあくまでも債権者であって、借りたカネの元本さえも返さない債務者ではないのです。