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最も参考になったカスタマーレビュー
26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
読みやすい本格もの,
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レビュー対象商品: 倒錯のロンド (講談社文庫) (文庫)
盗作を物語の発端としながら、今度は登場人物の心情や行動が倒錯してゆく過程が面白く、さらにそれが物語全体の仕掛けだと気づいた時にはまさに「してやられた!」という気持ちでした。ジャンルは叙述形式の本格ものでしょうか。しかし小難しい設定や描写などは一切無く、とても読みやすいです。好感がもてます。謎解きは読み手によって評価が分かれるところかもしれませんが、舞台設定を極力シンプルにして、トリックの切れを最大限活かす演出をしたという解釈で私は充分納得できました。その方がきっと難しいと思います。 本作品は1988年度の江戸川乱歩賞最終候補作だったとのことですが、刊行にあたって付け加えられたエピローグは、物語の世界が徐々に現実の世界へ重なりあうような感覚がして思わずニヤリとしてしまいました。作者のサービス精神に感謝したいです。
23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
クールでかっこいい小説,
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レビュー対象商品: 倒錯のロンド (講談社文庫) (文庫)
最近の新人賞受賞作を読んでいると、血縁関係を扱ったり、感動を煽るために病気の主人公を出してきたり、という作品が目に付くのですが、この作品はそういったべったりした要素がなく、クールでかっこいいです。作者の折原氏は海外ミステリーに傾斜していらっしゃったとのこと、すごく よくわかる感じです。 江戸川乱歩賞最終候補で、5人の審査員のうち1人にしか押してもらえなかったとのことですが、このクールでちょっと皮肉な感じが生意気に映ったのかも?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
叙述トリックの名作,
By 風雅 (カロン) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 倒錯のロンド (講談社文庫) (文庫)
叙述トリックは、本来その作品が叙述トリックであると暴露された瞬間にその価値が無くなってしまうものである。であるからして紹介には細心の注意を払わねばならず、具体的なことを言えずに「これは面白い」「素晴らしい」といった無難な発言に必然的に留めさせられるものである。 例えば○○とか、××とか……このようにタイトルを記述することすら躊躇させられる、それが叙述トリックである。 そんな中、日本にたった一人だけ叙述トリックであるということを憚らずに公言できる作家が居る。 それが折原一。 彼の作品はその多くが叙述トリックであり、叙述トリックであるという事前情報を持っていても更に騙される、そんな名作です。 最近の作品にはあまりにも捻りすぎて訳がわからなくなっているようなものもありますが、本作は見事な叙述トリックを決めておきながら綺麗にまとまっています。 皆も一緒に騙されましょう。
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5つ星のうち 2.0
合わせ鏡の中を覗いているよう
第一の倒錯 第二の・・・第三の・・・最後の倒錯・・と合わせ鏡を覗いているような錯覚を覚えた。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: レモン
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