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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
二度読んで「スッキリ!」。結末を読むまで被害者も犯人も探偵もわからない,
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レビュー対象商品: 倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!) (単行本)
物語は、太平洋戦争を挟んでその前後の間に女学校で起こった殺人事件をテーマにした一級のミステリー。「倒立する塔の殺人」というタイトルのノートに、女学生の間で書き込み(全体の70%を占める)がされていく過程で殺人が起こり、最後の書き込みによって読者は事の真相を知らされるという流れになっている。 最後のところを読むまで誰が被害者か・犯人か・探偵役か分からない。こんな不思議なミステリーは初めて。読後の満足度は非常に高い。 奥付によると1930年(Wikipediaでは1929年12月8日)生まれの著者により、2007年11月に初版が出されているので出版時の年齢は77歳ということになる。この歳でこれほど緻密な作品が書けることも素晴らしい。
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5つ星のうち 5.0
楽しく読みやすい,
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レビュー対象商品: 倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!) (単行本)
皆川博子さんの作品には、はまれるものとはまれないものがあるのですが、文庫・装画・モティーフ(戦中・後の女子校)に引かれ購入しました。 あまりの読み安さに驚きました。 何と言ってもキャラクターが皆可愛い。 可愛い正統派ヒロインみたいな小枝ちゃん、 カッコいいベー様、 素敵な先輩の上月さんと七尾さん、 いなくちゃ困る設楽さん。 皆魅力的でいきいきしてました。 皆川作品らしい闇は押さえ気味で、いやあ面白かった。
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5つ星のうち 5.0
少女たちのうつくしさと残酷さと。,
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レビュー対象商品: 倒立する塔の殺人 (ミステリーYA!) (単行本)
少女期特有のうつくしさと、残酷さが描かれていく。この刹那的な閉塞感が好きだ。 でも、ただ退廃的なだけで終わらなくて、 最後に挿入される、ある登場人物のモノローグに、 未来へと続いて行く確かな希望をも感じさせてくれる。 物語世界の雰囲気が具現化されたような、 カバーイラストも含めたパッケージも秀逸で、 手元に置いておきたくなる一冊。
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