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特に関心をもてたのは「再生後、二度と同じ過ちを犯さないための」
心得が最終章にあったことです。
途中の銀行とのリスケの話より、「反省」の項目を反省する前に今
実践することが非常に大切ではないかと思いました。
ポイントは借り手の生活基盤をまずは確保する事。自宅を奪われると、
復活したくてもできなくなるからです。このような支援をするのが著者のような
ターンアラウンド・スペシャリストという専門家です。
著者は借り手の自宅や不動産を一旦買い上げて競売を避けつつ
負債を圧縮するファンドを立ち上げています。
借り手は業績が回復したらファンドから買い戻せばいいのです。
ファンドは借り手から買い上げた自宅を借り手にそのままリースしたり、
リスクを取って不動産の運用を行います。
ここ数年の不良債権処理の状況も解説してくれているので参考になります。
著者は最後に事業者が敗者復活できるような法整備をもっと進めるべきだと
主張しています。確かに、この国で最も欠けている部分でしょう。
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