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倒産はこわくない (岩波アクティブ新書)
 
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倒産はこわくない (岩波アクティブ新書) [新書]

奥村 宏
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

創業100年,従業員7600人の山一証券倒産は,未曾有の大倒産時代の幕開けとなった.いまや倒産を恐れて会社を守るだけでは生き残れない.本書はこれまでの倒産事例をさまざまな角度から検討し,日本の会社のあり方を根本的に変える企業改革,会社革命の必要を訴える.経営者,会社員,労働組合関係者必読の倒産読本.

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

奥村 宏
経済評論家。1930年生まれ。新聞記者、経済研究所員、龍谷大学教授、中央大学教授を歴任。商学博士。企業論、証券市場論が専門(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 174ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2002/1/11)
  • ISBN-10: 4007000042
  • ISBN-13: 978-4007000041
  • 発売日: 2002/1/11
  • 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
「倒産」と聞くと、暗いイメージがつきまとう。しかし著者はその考えこそが、会社がつぶれたら元も子もないという「会社防衛思想」を生み、必要な改革、再生を妨げていると指摘する。かといって、著者はそこで働く労働者のことを顧みていないわけではない。労働組合が倒産した自社の資産を買い取り、自ら事業を興した例が挙げられている。アメリカではESOP(従業員持ち株制度)が発達しているが、日本の企業ももっとこの制度を取り入れていったらどうだろうか。
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形式:新書
 この本は、一体何が言いたいのだろう?
 『倒産はこわくない』……。最近の父親は、威厳がないが、もちろん『父さんは怖くない』ではない。
 倒産はこわくないから、どんどん倒産するべし、と言いたいのか、倒産は避けるべきだが、必要以上にこわがることはない、と言いたいのか、よくわからない。

 と、思いながら読み進んで行くと、終盤になって、『倒産は会社革命の出発点である、そして倒産を企業改革の契機にしなければならない。これが本書を貫く考え方であり、その結論でもある』ときた。
 なるほど、『禍を転じて福となす』ということか?

 しかし、現実問題として、自分の労働力を売って、賃金を貰い、結婚して子どもを持ち、小さな幸せに生きていきたいと思っている日本のサラリーマンに、『会社が倒産した時がチャンスだ! 会社を革命するのだ!!』と言って、何の意味があるだろうか?

 会社が倒産すれば、たとえ会社がなくならなかったとしても、特に民事再生法の場合は、責任を負うべき経営者はそのままで、一所懸命働いてきた労働者は解雇されてしまう。
 やはり、倒産はこわいし、倒産によって、路頭に迷い、人生の設計は、大きく狂ってしまう。
 『倒産はこわくない』なんて、学者の机上の空論ではないだろうか……?

 と、私は思った。

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