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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
9.11 運命の日,
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レビュー対象商品: 倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道 (単行本)
本下巻も、いよいよ到来する運命の一日とその前史を描いて余すところなく読ませる。読めば判る一書であり、もはや贅言は不要だが、私は本書でジョン・オニールの物語と米国が運命の日を回避することができなかった最大の要因であるCIAとFBIのセクショナリズム対立について、初めて知った。云うまでもなく、特に前者の責任はとてつもなく重いように思われる。 また、突入した二機の犯行者たちを揺籃したドイツに関する記述も、目を惹いた。 「国内で策動する外国人勢力への対処法には一種の不文律がある。すなわち、ドイツ自身が標的にされないかぎり、そのまま放置しておけ−というものだ」(190頁)。 「急進的イスラム主義と、国家そのものを壟断したナチスのあいだには、共通点はほどんどない。・・・ ただ、敗北の恥辱のなかで生まれた点は、ナチスと似ていなくもない」(同)。 「「九・一一」の華々しい勝利にもかかわらず、全世界のムスリムはアルカイダに合流の動きを見せなかった。ビンラディンは裏切られたような気分を味わった」(304頁)。当然であろう。
5つ星のうち 5.0
アフリカ北部や中東の政治情勢が緊迫しているいまこそ,
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レビュー対象商品: 倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道 (単行本)
本書は9・11が起きた経緯を知るうえで非常に優れた資料です。アフリカ北部や中東の政治情勢が緊迫しているいまこそ読むべき本です。本書にはビンラディンやザワヒリの活動内容が非常に詳細に記述されております。 また、エジプトの大統領暗殺やソ連のアフガン侵攻、果ては米国大統領のスキャンダルなどの出来事が少しずつ影響しあって9・11に至ったことがわかりました。 FBIとCIAが情報を共有していれば、悲劇は防げたかもしれないという点にも言及しており、大変参考になりました。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
人間の残虐性は終わりがないのか。。。,
By みすず (静岡市葵区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 倒壊する巨塔〈下〉―アルカイダと「9・11」への道 (単行本)
テロとの戦いは、FBIとCIAの情報戦略でのせめぎあいを絡めて、9.11に向けて、カウントダウンが始まる。ジョン・オニール捜査官の執念がアルカイダの動きを追い詰めていく。しかし、上手の手から水が漏れるの諺どおり、私生活の乱れから彼は転職を余儀なくされる。クリントンとモニカのスキャンダルもテロの抑止にブレーキをかける結果となった。自爆テロ後は、天国で美しい処女と美食が待っていると言われて、志願する若者、ビンラディンなどアメリカへの憎悪を募らせる指導者、いずれの男性も満たされぬ思いを意趣返しのように、テロへと向かわせる。人間はこういった残虐性からいつになったら、開放されるのだろうか。。。多くの人に読んでほしい本だ。テロの犠牲者に合掌。
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