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倍音 音・ことば・身体の文化誌
 
 

倍音 音・ことば・身体の文化誌 [単行本]

中村 明一
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

美空ひばりのカリスマ、小泉純一郎のリーダーシップ。彼らの影響力には「倍音」という、目には見えない音の秘密があった! 風鈴の音を楽しみ、鈴虫の鳴き声を愛でるのは、世界でも日本人だけ。他の国々の人には雑音にしか聞こえていない音をわれわれが感ずることができるのはなぜか。はたまたモンゴルの「ホーミー」やオーストラリアの「ディジヤリドゥ」、インドの「シタール」からブルガリアの「ブルガリアンヴォイス」まで、人々を魅了する不思議な音の謎を解く。脳科学の知見からもさまざまな効果・影響が探られている不思議な音「倍音」のすべてを、世界的な尺八奏者がいま明らかにする。お笑い芸人が売れるための鉄則から、古来より伝わる秘伝の呼吸法「密息」までつなぐ画期的身体文化論。内田樹氏、大絶賛!

内容(「BOOK」データベースより)

虚無僧尺八の鬼才が開く革新的音響文化論。

登録情報

  • 単行本: 258ページ
  • 出版社: 春秋社; 四六版 (2010/11/1)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4393957040
  • ISBN-13: 978-4393957042
  • 発売日: 2010/11/1
  • 商品の寸法: 19.4 x 13.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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34 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kapeko
「倍音」は私にとっては比較的、身近に意識しているものである。しかし、主にそれは音楽を演奏する上でのものであった。
いつも深奥な陰影ゆたかな音色、音量、音程も間もここ以外にないというどんぴしゃりの尺八演奏で、聴く者の頭のてっぺんから心の底まで響き渡らす中村明一氏が、『倍音』とずばり!の本。
開けば、なんとこの本は、生活に人間性に声に呼吸に、そして心にコミュニケートするところまで多岐にわたって、その「倍音」の存在と効果、作用の豊かさを、明快な視点で解き明かしているではありませんか。それは今までに誰も気づかなかった、考えなかったアプローチと解明で、すばらしいものです。たとえば「倍音」は元気のもとであったり、人の心を繋ぎ共感のもとであったりすることなどが、詳しくわかりやすく丁寧に、さまざまな体験などを通して科学的に解かれていっています。
さらにひとつひとつの言葉が選び抜かれていて的確で精密で遥かで、そこには繊細な美しい世界が拡がっています。
「私たちが音を聞きながら誕生し、音を聞きながらこの世を去っていく」、という示唆には感動しました。そして自分の周りの音宇宙空間を大切に思いました。
この本を読むことによって、意識から無意識の世界に踏み込め、さらに意識の実感度がアップし、毎日がより興味深くなると感じています。
こういう本のやわらかい遥かな力こそ、世の中を変えることができるのではないでしょうか。
どの章もどの項もどのページもわかりやすく美しく、読者を捉えて放しません。
一夜で1回目を読み通しました。

なんども読み返し、読むごとに再発見を楽しみたい本です。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By なんちゃって、お遍路くん トップ500レビュアー VINE™ メンバー
『心身を浄化する瞑想「倍音声明」CDブック』成瀬雅春著(マキノ出版)を読んで、
『倍音』のことを知りたくて手にした本です。

波形を使い、五線譜と音符を使って『倍音』の理論を、
日本人と西欧人の音の捉え方の違いを、
歌手や芸人の声を例に挙げて<整数次倍音>と[非整数次倍音]を、
子音と母音の周波数解析図を見せて、日本語の特徴を、
楽器の構造を説明しながら<整数次倍音>と[非整数次倍音]を、...
いろいろな切り口から『倍音』のことを教えてくれます。

 音楽に疎く、なかなか具体的な音のイメージが湧いてこない私でも、
 <整数次倍音>は、お寺の梵鐘の あの「ぐぅぉ〜ん」「うぉ〜ん」と重なるように響く音のことで、
 [非整数次倍音]は、シューッ、シャーッ系の音で あの「ダースベーダーの息づかい」の音ではないか
 と想像できました。(...これであっているでしょうか?)

また、
『脳の発見』の角田忠信氏を引用しながら、日本人は[非整数次倍音]を含んだものは左脳で、
<整数次倍音>とまったくの雑音は右脳でとらえていることを語ります。

 日本人は、論理、感情、自然といった観念が左脳で一緒になっている。
 西洋人は、左脳の論理と右脳の感情・自然という観念がそれぞれ分離されている。
 それゆえ、日本人は論理と感情が一緒に融合した形で、思想・文化を展開し、
 西洋人ははっきりと分けてとらえている。(角田忠信氏)

さらに、これを
『日本文化の構造』、『無意識下のコミュニケーション』へと掘り下げていきます。

『倍音』についてしっかり教えてくれる、読み応えのある本です。

さて、『倍音』とそのもつ意味を教えてもらったところで、
次は、実際の『倍音』を体感してみたいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TakahiroPE VINE™ メンバー
この本を知ったのは、「徹子の部屋」で黒柳徹子がタモリをゲストに迎えたときに、自分たちの話声が整数次倍音だと、この本を引用していたため。
自分の声がイマイチ説得力が無いような気がしていたので、声と印象に関する話なんだろうと手に取ってみた。

ところが古来の日本音楽文化は倍音を響かせることを重視して発展してきたということ、西洋音楽でも突き詰めていくと倍音を意識したつくりになっていくことなど、非常に興味深い内容である。

ただ、倍音がどんな音をさすのか、文面からはなかなかイメージしにくいこともあり、それは今後意識して聴くことでより理解が深まるのではないかと思う。
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最近のカスタマーレビュー
非整数倍音の魅力
短音楽器をやっている人にとっては音色に敏感にならざるを得ないため倍音を意識することはあるかもしれないが、音楽に携わる人でも倍音そのものについてあまり考えたことがな... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: のの
音と言葉と音楽と文化への気付きの宝庫
ふとしたことでこの本の存在を知り、購入。

期待した以上の本だった。

人の声というものに接しない日はない。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ぱぱち
倍音だけじゃないのですが、説得力はあります。
倍音ばかりに注目している先生ですが、固有振動周波数の方が声や楽器音色の印象に与える影響が大きいことが以前から判明していますので、その件と倍音の関連に関する記述が希... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: bun514
倍音とは何かを事例を挙げて説いた本です
昔、シャンティクリアが歌うサラ・ホプキンズの「パースト・ライフ・メロディーズ」を聴いて、倍音がメンバーの上部で作られ、聞き惚れた不思議な体験をして以来、「倍音」に... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: sasabon
説得性に乏しい
「世の中全てが倍音の解釈で説明がつく」式の強引な解釈にウンザリ。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: ano
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