「虚飾に満ちた都市の裏側に潜む圧倒的な存在感に大興奮せよ!」
かつて横浜港の玄関口だった新港埠頭、
旧日本海軍の軍港として使われていた横須賀長浦港など、
当時の雰囲気を感じさせる無個性な建築物「倉庫」が
時代とともに次々と消えてゆく...。
そんな魅力あふれる「倉庫」を20年間撮り続けた
カメラマン安川千秋の熱い思いと遠い記憶が詰まった
渾身の倉庫写真集!
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最も参考になったカスタマーレビュー
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
倉庫はアートになるか?,
By EISUKE (さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 倉庫 (横浜・横須賀の倉庫写真集) (ムック)
倉庫というものは、美や芸術とは無縁だと思っている人がほとんどだろう。まして、綻びかけた年季ものの倉庫の内部に興味を惹かれる人などは滅多にいない。が、この写真集はどうだ? このカメラマン・安川氏の視点は、私たちの常識を超えて、まるでこの綻び行く廃墟のような造形に粘着しているように感じる。この、何と言えばいいのか、レトロというのか、ノスタルジーというのか、横浜という町に残された倉庫に漂うアストラルエネルギーに憑依されたかのように、その映像は暗く光っている。少し残念なことは、印刷の色が浅いことだ。ほんとうは、もっと濃厚な暗さが出るはずである。印刷業者も編集者も、著者の表現をもっと正しく伝えるチェックをすべきではないだろうか。その点がちょっともったいない。
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