登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
38 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
アスペルガー者である著者が描く自閉症の主観的世界,
By
レビュー対象商品: 俺ルール!―自閉は急に止まれない (単行本)
アスペルガー者である著者が描く自閉症の主観的世界。アカデミックな本ではなく、体験談・経験談の類の本。文字が大きいので、300ページあるがすぐ読めると思う。本書は特に章立てもなく、口述筆記風の文章がツラツラと続く。前半1/3までは、幼い頃や学校時代の(アスペルガー者ならではの)失敗談を綴っただけの本なのかと思ったのだが、途中からそうした失敗を引き起こす認知様式や思考様式への言及も増え、中盤〜後半は面白く読んだ。著者の記述はあくまで主観的なもの、経験談ではあるけれども、客観的・統計的立場に立つ(いわゆる)専門家の文章にはないある種の「凄み」が備わっているように思う。 本書には自閉症スペクトラム全般についての解説は含まれないので、この領域に関して全く未知の読者には概説的な本をあらかじめ一読しておくことをオススメする。 本書の中で、自閉症者に選択を求める際のうまい情報提示の仕方という話が出てくる。これが面白かった。全体像を先に示して、常に今どこにいるのかを明示する、というだけの話なのだ。誰だって全体像を先に提示してもらった方が話を理解しやすくなる。自閉症の人を困らせないような工夫・ノウハウの社会的な蓄積というものは、世の中のほとんどの人にも大いに役立つものだろうと思う。それは、ユニバーサルデザイン同様、特別な人のための余計なコストを社会全体で負担する、ということではなくて、共有されれば誰にとっても望ましいものなのに一部の人しかもっていないノウハウを社会全体で共有する、ということなのだと思う。
51 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自閉症の人に、また一歩近づけるかも,
By ねね - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 俺ルール!―自閉は急に止まれない (単行本)
どんなに詳しい専門書を読んでも、なかなかわからなかった、自閉症の人の「考えの違い」「感覚の違い」「生きにくさ」が、いわゆる【腑に落ちる】形で、ストン・ストンと理解できます。もちろん、自閉症の人がみんなリンコさんと同じように感じているわけではありません。けれど、私たちの想像を遥かに超えた感覚の持ち主なんだ、ということがよく分かります。 では、今私の目の前にいる自閉症の人は一体何に困っているのか・・・想像をめぐらすヒントになるんです。 自閉症にかかわる人は、難しい専門書の合間にこの本を読むことをお勧めします。相乗効果で、より理解が深まること請け合いです! 血の通った、自閉症の専門書とも言えるでしょう。
44 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
サバサバと気持ちの良い語りで、自閉の世界を紹介,
By
レビュー対象商品: 俺ルール!―自閉は急に止まれない (単行本)
アスペルガー障害を負っている著者が、自閉の世界を奔放に語っている。実にサバサバとしていて、気持ちのよい語りだ。文字が大きめのため、アッという間に読み終えてしまった。同じように自閉的な障害を負っている人も千差万別なのだから、これはあくまでもニキ・リンコさん個人の場合と考えたほうがよく、自閉の世界がすべてわかるわけではないが、「ナルホド…」と思うことがとても多い。もしかしたらあの子のあの行動は、こういうことだったのかもしれない…と、理解へのきっかけがつかめそうな気がしてくる。 手記がたくさん出版されたり、ホームページ、ブログなどで実体験が紹介されたりする中で、「自閉」のイメージも豊富になり、また「自閉」の本質的な部分が見えてくるのかもしれない。 いずれにしても、こういった著作は、もっと読んでみたいと思うのである。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|