出版社/著者からの内容紹介
突然の肝臓癌(悪性腫瘍)の宣告。
検査漬けのストレス、抗癌剤による苦しみ、死の怯えにもへこたれない!
大好きな煙草片手のフーテン癌患者考。
検査漬けのストレス、抗癌剤による苦しみ、死の怯えにもへこたれない!
大好きな煙草片手のフーテン癌患者考。
内容(「BOOK」データベースより)
突然の肝臓癌「悪性腫瘍」の宣告。検査漬けのストレス、抗癌剤による苦しみ、死の怯えにもへこたれない!大好きな煙草片手のフーテン癌患者考。
著者について
神奈川県生まれ。
平成13年8月、慢性C型肝炎を告げられる。その後、月一度の検診を受け、投薬を受けるも、平成16年1月に肝臓に悪性腫瘍、つまり癌のステージ3が発見される。摘出手術後、抗癌剤投与を受けるが、同年7月に肝臓内に3個再発。さらに平成18年1月に再発をみる。病院の食事指導を守ることなく、日に2箱以上の喫煙を続けるが、本人曰く「自由奔放こそが最高なる抗癌剤」とのこと。
平成13年8月、慢性C型肝炎を告げられる。その後、月一度の検診を受け、投薬を受けるも、平成16年1月に肝臓に悪性腫瘍、つまり癌のステージ3が発見される。摘出手術後、抗癌剤投与を受けるが、同年7月に肝臓内に3個再発。さらに平成18年1月に再発をみる。病院の食事指導を守ることなく、日に2箱以上の喫煙を続けるが、本人曰く「自由奔放こそが最高なる抗癌剤」とのこと。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
安原 信人
昭和21~23年、神奈川県生まれ。現在は相模原市東林間にてオリジナル・アクセサリー店を経営。平成13年8月、慢性C型肝炎を告げられる。その後、月一度の検診を受け、投薬を受けるも、平成16年1月に肝臓に悪性腫瘍、つまり癌のステージ3が発見される。摘出手術後、抗癌剤投与を受けるが、同年7月に肝臓内に3個再発。さらに平成18年1月に再発をみる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
昭和21~23年、神奈川県生まれ。現在は相模原市東林間にてオリジナル・アクセサリー店を経営。平成13年8月、慢性C型肝炎を告げられる。その後、月一度の検診を受け、投薬を受けるも、平成16年1月に肝臓に悪性腫瘍、つまり癌のステージ3が発見される。摘出手術後、抗癌剤投与を受けるが、同年7月に肝臓内に3個再発。さらに平成18年1月に再発をみる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
序章
何時の間にか眠ってしまっていたようだ。
半開きにされた窓からは夕日が射し込んでいた。久々に聴く夏の声だ! 隣家の木立からは、夏蝉の声が聞こえている。
窓に吊るされた洗濯物が大きく踊り続けている。何故だろうか、肌に感じる風は涼しく、夕風は既に初秋を告げているようだ。季節は未だ、八月に入ったばかりだというのに----。
平成一八年。近年の異常気象のせいか、この年の梅雨の長さはうんざりするほどで、二ヶ月近く掛かって明けたと思ったら、夏も八月に迫っていた。
射し込んでくる涼風の快さに、煙草の煙を燻らしている。独り長閑に過ごす自由を感じながら----。
少しずつ、起きていられる時間が短くなっているようだ。五年の生存率二〇%、受容したくもない確率である。だが、許諾の否定を日々強めている精神の構造に反して、悪性癌に破壊された肉体の構造は日々確実に蝕まれているようだ。
何気なく流れゆく時の空間に身を置き、癌という現実を否定するように煙草など喫い続けていられる日々に、一日でも長くいられることを祈っているのである。幸せ過ぎる現実が、決して強がりでもなく在るからだ。
少しばかり淋しいことは別にして----。