『俺は天剣を掲げ/僕は飛竜と征く2』です。天剣/飛竜シリーズ(スラッシュが重要)の第二巻。
第一巻のラストでいきなり袂を分かった主人公二人の内、キャッチャー征臣側の物語です。
序盤で盟主的な大国に招かれて、次々とその国の重鎮的キャラが登場。表紙イラストの登場しているまだ幼い女王を中心とした宮廷陰謀劇といった感じです。
ただ、それにしては、多数のキャラ登場から解決までがあっさり気味だったように感じます。もっとじっくり描いてもいいくらいの舞台設定だったと思うのですが。
相変わらず、女性キャラの数だけなら十分すぎるくらいに揃っているけど、萌えの対象になるような人はいません。中学生くらいの年齢の少女キャラが二人登場した割には。
そもそもメインヒロインは、今回はスポットライトが当たっていないエースピッチャー大駕側ということで、出番すらほとんどありません。それでも一応大駕サイドの王道驀進ぶりも描いてあったのはバランスを取る上では良かったです。次巻はこちらがメインという認識で良いのでしょうか。
と、なんか不満ばかりつらつらと並べましたが、全体的には楽しく読めました。
もしも打ち切りになるとしたら次の第三巻が危険なのですが、そうならずに続いてほしいシリーズです。
評価は、少し甘めですが★5