★朝日でTVドラマ化されたが、視聴率は全く振るわなかった大コケの深夜番組『俺の空・刑事編』に便乗した形で再び本宮ひろ志の原作漫画が復活した。コレは二番煎じならぬ、単なる当て付け企画に他ならないだろう。筆者として一番心外なのは、オリジナリティな作品を生み出せず、過去にヒットした人気漫画に頼りきっているそのマンネリ体質と恥部である。言うに及ばず読者の眼は明らかに肥えている。どう逆立ちしても書き手が読み手を欺く事はできない。読者のほうが遥かに優れた想像力を持ち合わせているのだから。マンガだけに限らず、映画でもリメイクや同じような趣向ばかりのシリーズ物、二番煎じばかりが蔓延している状態であるが、この悪循環を打破できるのは固定概念を覆すような新しい才能の出現以外にないだろう。少しばかりお話が脱線してしまったが、コノ漫画の作者である本宮ひろ志自身の漫画家としてのピークはもう完全に過ぎたと言わざるを得ない。本宮は『男一匹ガキ大将』や『硬派銀次郎』、『サラリーマン金太郎』を超えるような特大ホームランを出すことはもう二度とできないと思う。面白いかツマラナイかは別として、ご都合主義なワンパターン漫画しか描いていない本宮に残された道はただ1つ。それは隠居しか残されていない。もはや彼のマンガに誰も期待している読者はいないでしょう。マンガは売れない時代に突入していると本宮自身が理屈っぽい解釈で偉そうに持論を展開していたが、その原因は皮肉にも、張本人の本宮のようなピントがズレかけた〈団塊世代〉漫画家が今なおマンガ界に籍をおいているからと思われる。昔の本宮の作風には無軌道で荒削りな未完成パワーとダイナミックな底力が充満していたが、今現在の本宮マンガにはその面影すら見当たらない。最後にコレだけは言わせてほしい。作者が何をどう描こうが、表現の自由だから、自分勝手に描くのはいくらでも構わない。しかし変なハッタリやまやかしは読者には一切通用しない。もっと足掻いて苦しみながら真剣に商品開発に邁進しなければ、画期的なモノなど誕生する筈がない。進歩のない単なる儲け主義に走るだけの出版業界には卑しいクサレ根性を捨て去れ !とあえてを厳しい苦言を呈したい★。※本宮ひろ志はもう駄目。静かに消え失せるのみ!。