前から思っていたが、この作者には笑いへの適性が全くない。
素質や技術や能力ではなく、適性が欠けている。向いていない。相性が悪い。
すっぱり笑いから手を引くべきだ。今すぐに。
具体的には、俺修羅の一巻。
幼馴染みを不良どもが笑いものにするシーン。
同じく二巻。
高慢女がノートを破るシーン。
あるいはるるルの一巻。
カタナがすまるの心を人前で暴露するシーン。
読んでいると胃が痛くなる場面ばかりだ。
こういう風に、例え自分のキャラであろうとも
人を「傷つけてしまえる」人間は決して本当の笑いは描けない。
本当に笑いの適性を持っているなら、「傷つけられない」のだ。
しないし、できない。それは笑いにおける絶対のタブーだからだ。
だが、この作者は安易にそれを行ってしまう。
恐らくはこういうエグさが作者の本質なのだ。
それ自体は決して悪い事ではないが、笑いには全く不向きだ。
この作者は笑いからすっぱり手を引き、シリアスに徹するべきだ。
今作でそれを確信した。
このままでは足を引っ張るどころか自分の身を損なうだろう。
るるルのシリアスには期待している。