レビューを書くにあたり、原作、ドラマCD、コミック、アニメと一通り拝見させていただきましたが、
このコミック版だけはまったく面白いと思いませんでした。
以下はコミックの細かい指摘になります。長いので読み飛ばしてもらったほうがいいと思います。
・コマのほとんどがバストアップ画(胸から上を描いた絵)かアップ画(顔だけの絵)で構成されており、周りの描写がよくわかりません。(この評価には個人差があると思います)
・設定では桐乃(メインヒロインの妹)と主人公(京介)との関係は非常に険悪で、数年間も会話しないような関係から話が始まるのですが、コミック版では少し険悪なシーンがあったあとでいきなり好感度が急上昇し、指に触れてきたり、艶かしい表情でよってきたり頬ずりしたりと正直「こんなの桐乃じゃない」と思う点が非常に多いです。兄と妹の少しずつ少しずつ変わっていく関係が大きな見所のひとつなのですが、このコミックからはそれが全く感じ取れません。
作者の方は原作をきちんと読まれたことがあるのでしょうか?プロットだけ読んで大筋を合わせた別の話のように感じました。
・キャラクターの表情によって目の形が違和感を覚えるほど変化します。つり目のキャラでも笑うと目がたれ目に代わり見ていて少し不気味です。また笑ったときの目は顔から浮き出て見えます。
それ以外についても、キャラクターのバランスがよく変わります。
・上であげたように多々おかしいところはありますが、時に原作よりも上手に表現されているシーンがあります。(私がよいと思ったのは1シーンだけですが)
・デフォルメされたキャラはとても可愛いです。