今回は妹がケータイ小説を書くよ!ってことでなぜかケータイ小説全肯定の内容となっています(ツッコミどころはすべてツッコんでありますが。とくに取材シーンの面白さは予想外でした)。で、対極にある黒猫の書いた厨2病小説(邪鬼眼系。二次創作。しかも資料設定集付)がボロカスに貶されまくります。妹も貶しますが、それ以上にキツい展開の上で容赦なく貶されます。当然です。あとがきによると現在の作家を志す中高生の参考になれば、ってことでしたが、そんなものを書こうという人間がよりにもよってこの本を読む可能性は薄いのではないかと。
兄のツッコミレベルの向上っぷりは目覚しく今回も楽しかったです。しかし今回、妹はまったくデレてなかったよね?! こんなに可愛いどころか、むしろ兄が妹にデレてるだけだよね?! ていうか妹目当てで読むならこの小説の読者、兄貴に負けず劣らずドMだからね?! みたいな、兄の言葉遣いも思わず感染ってしまう面白さでした。
3冊目にして妹絶賛&兄が妹の身代わりに自爆、のコンボがパターンになってます(から☆4つで)が、次は短編集ということで毛色の変わった変化球を楽しめるのではないかと期待しています。