まず最初に評価すると、「この本は朝南かつみさんの美しいイラストの為だけにあったのだな」の星二つ。
ライバル同士であり幼馴染みでもある二人。攻めは呉服屋の和装の美青年、受は老舗旅館の次男坊の麗人。
設定はこれ以上無く美味だったのに、何故にこんなに退屈なのか!?
まず決定的なのは、攻めの黒田と受の志岐の個性が余りにも似過ぎていて、台詞もどちらがどちらの
言葉なのか読んでいて非常に区別が付きにくい!!
最初のうちは主役が強く聡明で、なかなかに感情移入出来る人で良かったのに、攻めが彼を勝手に誤解
しまくっていて、全く良いトコ無し。これでガッカリしてしまったら一気にテンションダウン。
学生時代の回想も黒田が志岐をだまし討ちするような話だったり、黒田が一体何をしたいのか全然分からない。
こんなに攻キャラに対してイライラしたのは初めてだったかも……。
魅力を感じない攻めが横暴に受けを振り回すBLはとにかく読んでいて辛い。攻の格好良さあってのBL!
とにかくイラストが美しかったので内容の稚拙さは本当に残念…。表紙のキラキラカラーは綺麗だったのに…。