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俺たちの旅 (青春編) (角川文庫 (6045))
  

俺たちの旅 (青春編) (角川文庫 (6045)) [文庫]

鎌田 敏夫
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登録情報

  • 文庫: 305ページ
  • 出版社: 角川書店 (1985/05)
  • ISBN-10: 4041480051
  • ISBN-13: 978-4041480052
  • 発売日: 1985/05
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 217,940位 (本のベストセラーを見る)
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By しんのじ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:文庫
若い世代からも静かな注目を集めている、70年代放映の人気青春ドラマの小説版。
初版発行は85年といささか旧いのですが、以来版を重ね、カバーデザインを替えつつ読まれつづけているようです。

いわゆる「学園ドラマ」ではない青春ドラマ、という意欲作。それが「俺たちの旅」で、より普遍的、日常的で、かつシビアなテーマが物語の中心におかれ、その結果、いま見ても新鮮で楽しく、しかも胸にジーンとくるエピソードの宝庫となりました。

ここでは、ドラマの原作(人物設定等)と多くの回の脚本を手がけた鎌田氏自身により、細かな場面展開、セリフのひとつひとつに至るまで(主演の中村雅俊氏によれば、結構アドリブが多かったそうですが、鎌田氏もそれを尊重した上でこの小説版を書いているようです)、いきいきと再現されています。
このあと「恋愛編」「出発編」と続く、全3冊。

それにしても、現在のこの本のカバーイラスト。
ファッションイラストで有名な大橋歩氏によるものですが、あの3人にしては、どうもカッコよすぎるような・・・?!(苦笑)

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ビタミン・トム トップ500レビュアー
形式:文庫
「俺たちの旅」(日本テレビ系1975.10〜1976.10)を、高校生の頃に見て、大学生活に憬れていたことを思い出す。
学園紛争も終わり、三田誠広(1948年生まれ)の小説『僕って何』(1977年・芥川賞受賞作)の次世代が、人と人が正面からぶつかって、生きる意味を摸索するドラマだったように思う。

そのことを確認するかのように、脚本のノベライズ化を、まるで、写真のアルバム帳を開くように、小説を味わうことがある。

エンディング曲・中村雅俊が歌う「ただお前がいい」の流れる中、ラストシーンの言葉が、心に響く。
p175
生きていることの、
本当の意味は、
学校では、
教えてくれない。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
小説の書き出しは、
「津村浩介は行く」である。
小説の書き出しとしては、まるで、魅力がない。

それは、もともと、シナリオとして書かれ、その後、
そのシナリオを、ベースにして、演出が加えられ、音楽が加えられ、
演者のアドリブが加えられ、その後にドラマとしての完成品に
なっていることに大いに関係する。

ドラマを見て小説に起こすと、往々にしてこういう事態が発生する。

だから、シナリオは、シナリオの形のまま出版すべきである。
その方が文学性が高い。

自分の執筆するシナリオを脚本家はどうとらえているか。
人によって様々だろうが、
完成形のドラマの設計図だと思っている人。
完成品なので、テニヲハさえ、変えられたく無い人。
後は、演出家や、監督に任せた、と思っている人。

だから、こんな途中経過を見せては、いけない。シナリオなんか
恥ずかしくて見せられないという人は多いかもしれないが、
向田邦子さんのシナリオは、文学として、独立して、
きちんと、成立していた。ドラマにならなくても成立していた。
古くは、長谷川伸さんもまた同じ。
舞台にならなくても成立していた。

ま、この『俺たちの旅』ノベライズ版は、「ああ、
こんなシーンがあった」と想い出すためのガイド本である。

なお、私は、鎌田さんの脚本家としての仕事の発想力や
緻密さには大いに敬意を表するものである。
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