俺たちに翼はないコミカライズシリーズの隼人編第1巻になります。
しのづか先生による、鳴・パル姉・亜衣・アリスが見たい人にはオススメです。
絵柄に関しては表紙絵の通りですが、画力に関しては申し分ありません。
特に女性キャラはきっちり描かれていてこだわりを感じられます。鳴がツッコミを貰って「たはははは」と照れ笑いするカットは破壊力抜群でした。(「髪を手で押さえてデコを突き出すカット」「目をつぶってツッコミを受けるカット」「ニヤけながら照れ笑いするカット」の3連コンボ)
反面、男性陣に関してはぎこちなさを感じましたけれど。
「俺たちに翼はない」という作品は平行して同時進行する複数の編で構成されており、それら全てを通して初めて作品の全体像が見えてきます。
詰まる所、この隼人編だけ読んでも原作未プレイの方には何がなんだか分からないでしょう。
作者さんの熱心なファン、というわけでなければ他の編も一緒に買うことを前提として手を出してみてください。
・・・もっとも、カケルとのやり取りがかなり端折られていたりと「コミカライズによる問題点」はありますので、仮に全部を読み終えても原作で言わんとするところが表現できているのかどうかは定かではないですが。
コミカライズとしての不安と、男性キャラの登場が多いゆえの作者のぎこちなさの不安を合わせて、☆3つ