行間から溢れ出すソウル、30秒に一度やってくる爆笑、そしてどっと底辺に流れる同士ブラザーへの熱い友情。マイルスの伝記と合わせて読めば、さらにいい汁が爛れ落ちてくる仕掛け。
具体的には、60年代公民権運動の盛り上がりとともに、JBがアポロでクールなソウルブラザーを踊らせ歓喜の渦に叩き込んでいた頃、スライはデビュー盤を録音しており、ジミは英国巡業中、そして帝王はこっそり「コールド・スエット」を逆ビートでトニー・ウィリアムスに叩かせてほくそ笑んでいた。ここに間に合わなかったのは、プリンスくらいか・・・。プリンスの合流は、その後80年代まで待たねばならぬ。
「JBスタイル」を支えた強烈な反骨精神は、いったいどこから来たのか。
どうしてJBは「時代のA列車」から途中下車することになったのか。
ゲロッパスマイルの裏にある、真の芸人魂とは何だったのか?
そして世界中のブラザー達から永遠に愛される秘密は、どこにあるのか?
尽きることの無い男汁を、常に感じさせるJBというアク。
男子たるもの、無条件にこのオッサンを信用していい。
きっと価格以上の価値は、このページの中にぎゅっーと詰まってるよ!