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俳優のノート―凄烈な役作りの記録 (文春文庫)
 
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俳優のノート―凄烈な役作りの記録 (文春文庫) [文庫]

山崎 努
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

何ひとつ、嘘はない
『リア王』主役の依頼がきてから千秋楽までの役作りを自ら克明に綴った凄まじいまでのドキュメント。黒澤明、伊丹十三との交友録も

内容(「BOOK」データベースより)

舞台『リア王』出演決定からの2年。緻密なプランと身辺の出来事を綴ったノートは8冊に及んだ。血縁とは?死とは?戯曲にのめり込み格闘する間に、長女が出産し、友が死んだ。重なる、劇と現実。やがて俳優にリアの血が流れ出す。映画界から文壇まで多彩な交友録も含め初めて明かされる、壮絶な役作りの秘密。

登録情報

  • 文庫: 415ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/08)
  • ISBN-10: 4167656795
  • ISBN-13: 978-4167656799
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 232,498位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
22 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹内正浩 VINE™ メンバー
形式:文庫
「リア王」を構想し、役を徹底的に磨き上げ、舞台で演じきった180日あまりを克明に記録した日記形式の本。いま日本を代表するあの大俳優ですら、一つの役を演じるまでには、これほどの内なる格闘があったのかと胸が熱くなります。あらゆるクリエイターにとって、とても励みになるのと同時に、創作の原点とはなにかということを指し示している気がしました。

時折紹介される周囲の演劇人や黒澤明や伊丹十三、三船敏郎といった人々のエピソードのひとつひとつも味わい深く、得した気分にさせられます。また、末尾に付けられた日記索引もなかなかよいです。

このレビューは参考になりましたか?
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
山崎努という俳優には平生から本当の役者だ、と思ってみていましたが、NHKスペシャル「地球大進化」での
あまりに素晴らしいナレーションにいたく感銘を受けてこの本を手に取りました。

物事を極めに極めて歳を重ねていった人の表情は本当に、それだけで感動してしまいます。
齢40にして悟りきった夏目漱石しかり、数十年を畑に投入した人しかり。山崎努はその中でも特一級の部類に入る
表情の持ち主だと思います。本当にかっこいい。

この本は、もはや前世紀の話、山崎努60歳、新国立劇場での『リア王』の役作りから稽古、公演の日々を綴った
凄絶な日記です。
山崎努は感情豊かです。完璧を追求し、追求し、追求し、生活をリアに費やし、そうした凄絶かつ地道な役作りの中に
見せる人間くさい感情、これも素晴らしく、おもしろい。リア王の解釈も読み進めるたびどんどん深くなっていき、
これほどまでなのか、とびっくりしてしまう。山崎努の考える過程が一つ一つ丁寧に示されていておもしろい。
本当に物語というものは何度も読まねばならない。
かなり厚めの本なのだが、あまりにおもしろいので2日間で一気に読んでしまいました。

これだけ一人ひとりの俳優さんたちのホンモノの追究の結果に生まれた『リア王』の世界、見なかったことを本当に
後悔してしまいました。
また、この本の数年の過程の中で多くの役者さん、監督さんなどが亡くなっていったことが触れられていて、
改めて素晴らしい方々を失ったのだ、と思いました。
山崎努さんにはまだまだ多くの演技を見せていただきたいと思います。

多くのことを学ばせていただきました。本当に興奮してしまいました。この本はほんとうに素晴らしいです。
乱文失礼いたしました。

このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
心に響く 2004/9/23
By KAZU
形式:文庫
ある意味では、読者を選ぶ本かもしれない。
できることならば、シェイクスピアの「リア王」をきちんと知って読むべきだ。
知っているか知らないかでものすごく差が出るはず。
ただ、知らなくても大丈夫。
ひとつの舞台を成立させるために、「役者」という存在がどれほど力を尽くすものか、それだけだって、いやそれがもっとも感動的なのだ。

激しい息づかいと共に、それが見えてくる。
読みながら、何カ所となく赤ペンでラインを引いた。
読み直そうと思ってページの端を折った。
心にこみ上げてくる何かを押さえきれず、本を壁に向かって投げた…

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