ドイツの女性編集者である著者が、忙しい都会での暮らしを離れて、女子修道院での生活を体験し、学んだことをつづった本です。しかし、一般的なエッセイにあるような、著者が体験した暮らしや感想をつづってある部分はとても少なく、修道院の歴史、建築、思想を主に淡々とつづってあります。
修道院には、「会則」があり、修道士たちはこの「会則」に基づいて生活しているのですが、最も重要なのが、「沈黙」と「静寂」であると書かれています。このようなことが心を安らかに穏やかに導くことにつながっていると述べられてます。どうしてなのか?それが具体的に本の中で述べられているのですが、自身の生活に取り入れてみようと思えるものは多く、ことあるごとに読み返して、穏やかな豊かな生き方をしたいと感じました。
クリスチャンの人のみならず、いつもイライラしてしまい、ストレスや欲求不満をためがちな人、スローライフに憧れている人に、ぜひおすすめしたい本です。