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カドフェルの過去も明らかになってくる巻で、
このシリーズはどれから読んでも楽しめるものですが
この話は早めに読んでおくことをお勧めします。
荘園主の最期を看取ったカドフェルは、荘園主の妻がかつて自分が愛した女性、リチルディスであることに気づく。荘園主を毒殺した犯人はだれか?
容疑は、一たんは荘園を相続することになっていたリチルディスの連れ子エドウィンにかかる。エドウィンはほんとうに継父を殺したのだろうか?
今回もウェールズ魂炸裂。が、ウェールズ訛りにはちょっとひっかかったのが残念である。
かつて愛した女性を目の前にしたカドフェルの心の揺れが痛いほど伝わってくる。リチルディスがうらやましくなってしまった。
人の心には邪なものも住んでいるけれども、それを超えた何かがある、そんなことを思わせてくれる本だった。
クリスマス前に読んだ。クリスマス本だとは思っていなかったが、とてもいいクリスマスを迎えられる結末だった。できれば、クリスマスに読むのをお薦めする。きっと温かな余韻に包まれてクリスマスを過ごせるだろうから。
修道士と言えども人間だよなぁ…極めて人間的で「キシシ」と笑いたくなる下りもある。
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