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修羅の棲む家―作家は直木賞を受賞してからさらに酷く妻を殴りだした
 
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修羅の棲む家―作家は直木賞を受賞してからさらに酷く妻を殴りだした [単行本]

西舘 好子
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

作家とは、狂気が乗り移り、その狂気によって何ものかをつくる人なのだろうが、好子はひさしの姿を見るたびに、どこか現世離れしていて、可哀相に思えてならない。「今度はいつまで待つのだろうか、いつ鬼がいなくなってくれるのだろう」と息を殺してひさしを見張っている自分に気づく好子。狂気の番人の役だった。

内容(「MARC」データベースより)

直木賞を受賞してからさらに酷く妻を殴りだした。作家とは、狂気が乗り移り、その狂気によって何ものかを作る人なのだろうか-。大騒動の離婚劇を演じた著者が、井上ひさしとの波乱の日々を、懐かしさを込めつつ回顧する。

登録情報

  • 単行本: 262ページ
  • 出版社: はまの出版 (1998/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4893612700
  • ISBN-13: 978-4893612700
  • 発売日: 1998/10
  • 商品の寸法: 19 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 146,466位 (本のベストセラーを見る)
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241 人中、225人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
凄惨の一語 2005/6/19
By tosainu
形式:単行本
「肋骨と左の鎖骨にひびが入り、鼓膜は破れ、全身打撲。顔はぶよぶよのゴムまりのよう。耳と鼻から血が吹き出て…」

本書は、井上ひさし個人の犯罪行為に対する命がけの抗議であると同時に、「進歩的知識人」の欺瞞に対する痛烈な批判でもある。政治問題については崇高な反戦平和の理想を訴えながら、家庭面では卑劣な暴力行為を繰り返すこの偽善。

しかも井上は、マスメディアへの影響力を悪用して本書の出版を徹底妨害した。大手の出版社は「井上先生に書いていただけなくなったら困りますから」と原稿を突き返した。悪辣な圧力行使にも負けず本書の上梓にこぎつけたはまの出版に敬意を表したい。

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51 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By enuyon
形式:単行本
以前から読みたいと思っていたが、ふとした機会で目にした。
入手のしにくさも、噂される井上の業界への政治力のせいか?
内容は予想通りで、猫やタヌキをひき殺したようなえもいわれぬ嫌な気分になった。
これに金出すのは井上関係者か、マゾかどっちかだ。

井上の愚かさがどうのこうのというのもあるが、
世間知として、キレイ事ばかり言う人間は信用できないという典型例。
不条理を抱えたという意味では、井上の存在自体がある種の文学的と言えなくもない。
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 街道を行く #1殿堂 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
井上ひさしさんがお亡くなりになった時に、創作の一方で凄まじいDVがあったということを何かで目にしました。
井上ひさしさんの芝居も小説も大好きでしたので、びっくりして見つけ出したのがこの本でした。
読んでいる最中に、思い出してきました。殆どの記憶は、井上ひさしサイドから発せられたものであったことを知りました。
「甲羅を剥ぎ取られた亀のような心境」と井上ひさしさんが答えていたのを記憶しています。
それにしても、死を意識してしまうほどの暴力を受け続けていたというのは、とにかく驚きです。
それは、著者が、井上ひさし氏の才能に惚れ込んでいたことも大きな原因だと思われます。
暴力、DVも創作に必要なものと容認してしまった時期があったように感じられます。
著者にしてみれば、二人で作家という夢に向かっていったつもりだったんでしょうね。
井上ひさし氏の創作への埋没の仕方も半端ではないですね。
そういう夫の姿勢と才能に自分自身を賭けたのが井上ひさしとの結婚生活であったのでしょう。
芸術家は、人類に偉大な遺産を残してくれますが、創作の過程には物凄い葛藤が起きていることを、度々知らされます。井上ひさしという作家も、やはりそうだったのか、という感想です。
この奥様なくして、流行作家、井上ひさしは存在できなかったように思えます。
ただし、本書は、小説の形式をとっていますが、気持ちが出すぎて客観性を損なっているように思われます。
「わたしが見た井上ひさし」なのでしょう。
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