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信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫)
 
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信長燃ゆ〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

安部 龍太郎
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「天下布武」―武力を背景に世を変革してゆく信長は、天正九年、安土を中心に磐石の体制を築いていた。だが、巨大になりすぎた信長の力に、好誼を結んできた前関白・近衛前久らの公家も反感を持ち始める。武家と朝廷の対立に巻き込まれながら信長に惹かれる東宮夫人・勧修寺晴子、信長に骨髄の恨みを忍く忍者・風の甚助ら、多彩な人物をまじえ史料に埋もれた陰謀を描く本格歴史小説。

内容(「MARC」データベースより)

本能寺の変は朝廷が仕組んだ謀略だった。天皇を乗り越える信長に危機感を抱く黒幕近衛前久は、側近を操り巧みに光秀の謀略を企むが…。本能寺の変の全貌を描く戦国絵巻。『日本経済新聞』夕刊の連載を単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 481ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/09)
  • ISBN-10: 4101305161
  • ISBN-13: 978-4101305165
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 70,915位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
うーん。。。 2004/10/21
形式:文庫
戦国物の定番小説である。当然、信長を書けば作者の力量が分かるわけで、その点では作家なりの一工夫あり。
近衛前久の陰謀説を前面に、前久からの視点から物語りは展開する。
その点、多分この作家が書きたかったと思われる現代社会・経済にも見て取れる既得権(近衛)と構造改革者(信長)の葛藤がうまく描かれており、納得する。但し結末がちょっと迫力に欠け、その点が拍子抜けしてしまった所がもったいないなー。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
本書はたしか2000年頃に日経新聞夕刊に連載された小説。公武の確執という観点から本能寺の変での死までの信長最晩年を描く。本能寺の変の真因に関するいわゆる朝廷・公家黒幕説に依拠する本で、当時はその説が流行しており、私もワクワクして日経新聞夕刊が届くのを待っていたものだ。しかしながら、この説は信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤うによって論理的に否定されており、今では光秀単独犯説が確立したといってよいだろう。故に、本書で歴史の真相を知ったとは考えないでほしい。いくら文武両道に秀でた近衛前久とはいえ変に備えて戦支度をするなど公家がそこまでするはずがないではないか。その他、冷静に考えるとあり得ないことは多く、本書は「本能寺の変」はなぜ起こったか―信長暗殺の真実で指弾されている「荒唐無稽」な本の1つかもしれないが、だからといって無視できない魅力を持っている。左義長の描写から惹きつけられるし、荒唐無稽ついでにフィクションとして公武の垣根を越えた信長と勧修寺晴子の恋愛や信長に恨みを持つ伊賀の忍者を登場させる。恋する信長を描いた小説は寡聞にして他には知らない。前久や晴子の心を掴む一方、前久が信長を打倒せねばならぬと考えるに至る信長の冷酷な行動、特に甲州攻めと武田勝頼の悲劇、そして朝廷・公家を信長打倒の黒幕にするのは論外としても、公武の微妙な関係はよく描かれている。ただ、信長晩年の底知れぬ孤独までは感じられず、その点では安土往還記 に及ばない。しかし、陰謀を悟った晴子が必死で本能寺に駆けつけようとする姿は哀れではないか。歴史的事実とは離れた壮大な娯楽フィクションとして充分楽しめる本と私は思う。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 馬場伸一 トップ500レビュアー
形式:文庫
宗教に代表される中世的権威をとことん破壊し、近代日本社会の基盤をつくったのは織田信長である。
信長なかりせば、近代日本の歴史はよほど違っていたものになっていたことは間違いない。

作家の塩野七生氏も「信長が日本に政教分離を確立した」と高く評価しておられるが、
信長が「第六天魔王」と罵詈讒謗を受けながら強行した一連の「対宗教戦争」によって、
日本では政治権力が宗教に優越することが確定した。
実に西欧における政教分離原則の確立に先立つこと200年である。

その日本史上に輝く巨星が、権勢の絶頂において、部下の頭を張り倒したことくらいで殺されるものだろうか? 
本能寺の変の「光秀怨恨説」には、昔から胡散臭いものがあった。

本書は、信長がなぜ失墜しなければならなかったかを、最新の歴史研究の成果も踏まえ、あますところなく描いている。
本書の説が歴史の真実であるかどうかは、わからない。
だが、十二分に説得的であり、何より小説として抜群に面白いのだ!!
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最近のカスタマーレビュー
信長の最後
信長の南蛮好き、徹底的に敵対者を殲滅するさまが描かれていますが、本能寺の変にいたる径緯が朝廷を利用するだけ利用して、幕府という形で... 続きを読む
投稿日: 2010/5/8 投稿者: Giant
信長萌ゆ
信長vs近衛前久という構図にひかれて購入したけれど、ひどいですね。文体は格調がないし、人物は軽薄だし。辻邦生氏の「安土往還記」で口直しをしています。
投稿日: 2006/9/12 投稿者: のりぞー
公武相反する妙味。
稚拙な信長モノ書って、光秀のうらみつらみ説が主流であんまり面白くはないですが、本書は公家VS信長って感じであるいみ新鮮味があります。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/20 投稿者: ケレベラ☆
前久におんぶしすぎ
 公家と武家との対立で信長は滅んだ、という印象を受けるが、公家一人にこれだけの実力があれば天皇家は武家に力押しされなかったのではないだろうか。... 続きを読む
投稿日: 2005/7/12
新しい切り口で始まります
数年前に新刊本が出たときからこの本を注目していましたが、この度、文庫本が出版されたことで迷わず購入しました。... 続きを読む
投稿日: 2004/12/9 投稿者: happybear0823
信長 VS 前久
本能寺直前までの短期間の信長を描いている。 この中に近衛前久の心中をからめ、先にある信長との対決を見事に気持ちよく表現されている。... 続きを読む
投稿日: 2001/9/2 投稿者: 松丸 幸生
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