歴史が苦手な高校生がいきなり戦国時代に飛ばされて、自分と同じ顔の信長に身代わりとして生きることを頼まれ、戦国武将の倅としての生活がはじまります。タイムスリップものですが、一般的にそこから連想されるものとはちょっと(?)違います。
なんといっても主人公がとてもヨイです。
本人の何気ない行動が、意図せず「ここしかない」というタイミングで効果的に働いてしまう。そんな天運を持って生まれた人物です。
飄々としているのに淡々としていて、底がしれない『大物の器』臭がぷんぷんです。
本人はまったくそのつもりもやる気もないのがまたよい。
あと、
ストーリーと絵柄が絶妙にマッチしてます。
独特の雰囲気がちゃんと戦国時代を感じさせてくれる。
さいきん主流の、細い線とたくさんのトーンで綺麗に描かれた絵柄とは違い、自然な味があります。
どっちがイイとここで言うつもりはありませんが、この漫画はこの絵柄でなければ魅力が半減以下だったでしょう。うん。
ふだん漫画を読み返すことはほとんどないのですが、これはすでに何回読んだかわかりません。
自然と手にとってしまう、そんな感じ。
今後どんな展開になるのかはわかりませんが、2巻も間違いなく買います。
だって何回も読みたくなるから。期待してます。