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信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y)
 
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信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y) [新書]

鈴木 眞哉 , 藤本 正行
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 819 通常配送無料 詳細
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信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う (新書y) + 信長の戦争 『信長公記』に見る戦国軍事学 (講談社学術文庫)
合計価格: ¥ 1,869

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

足利将軍説、イエズス会説、秀吉説、家康説、本願寺説、朝廷説―次々に登場する信長殺しの「黒幕」たちに、事件関与の決定的な証拠はあるのか。

内容(「MARC」データベースより)

足利将軍説、イエズス会説、秀吉説、家康説、本願寺説、朝廷説-。次々に登場する信長殺しの「黒幕」たちに、事件関与の決定的な証拠はあるのか? 本能寺の変の実態や「謀略説」を再検討し、歴史を変えた大事件を検証する。

登録情報

  • 新書: 229ページ
  • 出版社: 洋泉社 (2006/02)
  • ISBN-10: 4896919955
  • ISBN-13: 978-4896919950
  • 発売日: 2006/02
  • 商品の寸法: 16.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
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33 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
歴史好きなら一度は考える本能寺の変に関する研究本。鈴木氏と藤本氏の得意分野である歴史研究系である。
両氏の本には時々問題点があったりもするが、この本には比較的それがない。恐らくお互いがお互いの原稿をチェックして本にしたのであろう。その意味で非常に納得の行く論を述べられている。
詳細は他のレビュアーの方が詳しく書かれているので私が書く事は既にないが、自称でも他称でも歴史研究家なら目は通しておくべきだろう。
逆に歴史小説家にはちょっと厳しい本かもしれない。フィクションと割り切ってこの本を無視した小説を書くならともかく、歴史の事実を本にしたとしながらこの本の論拠を突き崩すのはかなり難しい。
強いて欠点として、この種の本ではやむを得ないのだが、引用部分が多い上に引用と筆者の考えが交錯するので、慣れていないと読みにくい。その意味では初心者向けとは言いがたいだろうか。
 
最後に、中国大返しに関して「常識では考えられない」と著者は述べているが、常識で考えられないと言うほどでもない。この行軍は戦前の帝国日本陸軍が行軍距離と軍の移動力から検証しており、その報告で「強行軍だが不可能ではない」との結論が出ていることを蛇足ながら記載しておく。
このレビューは参考になりましたか?
40 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ともぱぱ 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
本書は、本能寺の変の真相に関する百家争鳴の状況の中で、第一部で資料に基づいて本能寺の変およびその前後の光秀の行動、さらには光秀謀反の動機を探り、第二部では様々な謀略説をとりあげ、その証拠とする文書の理解の誤り等を指摘し、次々に論破する。特に検証に頁を割いているのは足利義昭黒幕説とイエズス会黒幕説だが、他の主だった諸説(光秀にアリバイがあったとする八切説から朝廷黒幕説まで)の概略とその欠点を手際よく理路整然とまとめており、現時点での謀略諸説を短時間で総覧することができる。時間のない人は、本能寺の変に関しては本書を読むだけで十分と言える。個人的には謀反決行まで機密を保つことの重要性及びどの謀略説もその答えを用意していないとの指摘は新鮮であった。

それにしても、謀略諸説はいかに資料を自分に都合よく解釈していることか。それに黒幕が介在したなら、変後にあれほど光秀が孤立しなかったろうし、説によっては黒幕とされた人が苦境に陥ることもなかったろう。結局、好機の訪れを知って短時間で挙兵の具体的決定の出来た光秀家中の単独犯行としか考えられない。時間のある人には、今は単独犯説にたつ桐野作人氏の近著「だれが信長を殺したのか」、井沢氏「逆説の日本史10」を併読することを薦める。また、改めて「極めて発作性のつよい行動」と光秀謀反を評した司馬遼太郎氏の慧眼に敬服する。

最後に、本書の中で述べられている、新しい謀略説が出るたびにもっともらしく取り上げるTV番組制作者には是非本書を読んでもらいたいと思う。また、多くの日本人にとって時代小説と歴史研究が未分化でその境界線が曖昧であるとのあとがきでの指摘は傾聴に値すると考える。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 明智光秀が織田信長に対して謀反を起こした本能寺の変。この事件の背後に謀略があった、実は黒幕がいたといった「謀略説」の不自然さ、欠点を検証していくのが、本書の骨子になっています。様々な「謀略説」に共通する特徴、その致命的な弱点として、著者は次の五つを挙げています。
●黒幕とされる人物や集団が、どのようにして光秀と接触したのか説明がない。
●実行時期の見通しと、機密漏洩の防止策への説明がない。
●光秀が重臣たちへの説得をどうしたのかの説明がない。
●事件の前後に、黒幕たちが光秀の謀反を具体的に支援していないことへの説明がない。
●裏付けとなる史料がない。
 以上の点を論拠として、様々な「謀略説」の不備、弱点を鋭く衝いていくところ。本能寺の変についての著者の論、「光秀が、信長打倒という点で一致しうる立場の重臣たちを動かし、自主的にことを運んだからこそクーデターは成功した。そこに黒幕の介在する余地などない」(p.120より)の二行の、シンプルで強い説得力。その舌鋒は鋭いものでしたが、論旨の展開や「謀略説」不備の検証には無理がなく、なるほどと納得させられるものでしたね。
 遊戯的な面白さのある「謀略史観」を鵜呑みにしてしまうこと、その危うさに警鐘を鳴らす好著。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
面白みに欠ける・・・。正論ではあるけれど。
基本的に、この著者の見解は妥当であり、おそらく事実だろうと思う。
しかしながら、歴史研究= 真実の解明 と決めつけすぎている。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: Ai Iijima
残念ながら定説の尖兵
 本書が批判している諸説の欠陥はそのとおりだと思います。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 天下布文!
三無い本
つまら無い。
得るもの無い。
くだら無いの三無い本。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: しゃかしゃか
「物語」じゃない現実の戦国を考える
信長は黒幕の謀略により討たれたというのは、一般向けの歴史を扱った題材では当然のように持ち出される。また一方光秀の謀反が、何の見通しもない発作的なものであるという説... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: アノマロカリス
謀略説を冷静に論破
当時の新たな歴史資料を探し出すことが殆ど不可能であることにつけこんで、... 続きを読む
投稿日: 2009/5/4 投稿者: SaKz
本能寺の変について読んでおくべき本
タイトルにある通り、本能寺の変の謀略説(光秀以外の犯人説)を列挙し、それらの論理的な弱さを明示していきます。史料が十分に揃っていないもの、史料はあるけれども誤読で... 続きを読む
投稿日: 2008/5/15 投稿者: あたたたた
謀略説を信じるにせよ読むべき書
 信長は謀略で殺されたとの書が最近多いが、本書はそうした
謀略史観を各個撃破していく書である。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/13 投稿者: ペリカン堂
同じ穴の狢
本書が指摘するように、謀略説のほとんどは、
立花京子氏に代表されるように資料の解釈の仕方が意図的で、... 続きを読む
投稿日: 2008/3/15 投稿者: こうぢ
古文書解読の難しさ、歴史=ミステリー ということが良く分ります。
議論百出の本能寺の変の謎。著者は、極力公平な視点に立とうとしながら様々な議論に寸評を与えている点は評価出来ます。また、信長に関するイメージが出来上がるまでの経緯や... 続きを読む
投稿日: 2007/12/28 投稿者: 長年のブラウン・ユーザー
皆さん高く評価なさっておりますが…
「良質史料で描く」なんて書いてあるからどんな力説が飛び出してくるのかワクワクしていたら、今更『信長公記』を元に本能寺の変を完全再現!ですか。『信長公記』って言うほ... 続きを読む
投稿日: 2007/12/11 投稿者: よる
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