光栄の『信長の野望』が原案ということですが、シミュレーションゲームが”原案”ってどういうことだろうと思って読んだら、本能寺の変で死んだ信長が過去に転生(というのかな? 記憶を持ったまま過去の自分として目覚めた、という感じです)して、その時点から見た未来の歴史の情報を元に、最短ルートで全国統一を目指し直す、という設定でした。確かに、これなら、信長自身がプレイヤーとして『信長の野望』をプレイしているに等しいですね。
※※以下、少々ネタバレありです※※
桶狭間より前に戻るのではなく、美濃攻略をやっている最中に戻るというのは、たぶん、”『信長の野望』30周年タイアップ企画”ということで、信長が30歳の時に戻したのかな? 最初は”また、微妙なタイミングに戻したなぁ”と思ったんですが、そのタイミングなら、確かに竹中半兵衛を最速で家臣にすることが可能ということが理解できて、ゲーム的思考で、”まず有能な軍師登用する”というのは、初手としては王道なので、”なるほどなぁ”と思いました。
その後も、信長の策が、ゲーム的に見て頷けるものばかりで、シミュレーションゲーム『信長の野望』のファンの方なら、読んで損はないと思いますよ。