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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
信長の天下統一を支えた無名の側近たち,
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レビュー対象商品: 信長の親衛隊―戦国覇者の多彩な人材 (中公新書) (新書)
信長政権を行政、外交、軍事などの各分野で献身的に支えた近習(馬廻り衆、小姓衆の一部と著者は言う)と呼ばれる人々の実像とその業績を丁寧にたどる内容。タイトルだけ読むと勇ましい戦記もの?だと誤解されかねないけど....。巻末に人名辞典の掲載があり、登場する彼らの多くは著名な信長の有力武将達とは異なり、生没年さえも不明な人物も少なくなく「その他大勢派」にどっぷりと漬かっている人間(自分です...)にとっては愛おしささえ感じてしまう。合戦で斃れる者、病で早世する者、一部の「幸運な者」を除き結果的に彼らの多くは本能寺で信長と運命を共にする。信長政権の柱石として活躍した「無名の者たち」に敢えてスポットを当て、彼らへの鎮魂歌としているようにも思える
34 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
信長周辺の若者の魅力満載!,
By 嵯峨 恭也 "さすらいのヴァイオリン弾き" (愛知県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 信長の親衛隊―戦国覇者の多彩な人材 (中公新書) (新書)
このミーハーちっくなタイトルに惹かれて読みましたが、一番そそられたのは、「万見仙千代と森蘭丸」の項。小説の世界でも蘭丸に押されてしまって、あまりクローズアップされてない小姓・万見仙千代ですが、この本では10頁も書いてあります!しかもかなりめざましい活躍ぶりだったことが詳細に記されています!素晴らしい!なんともマニアック! かつてここまで万見仙千代にページを割いた本を見たことがなかったので、個人的に相当感動しました(笑) というわけで、この本のイチ押し部分は万見仙千代です(爆) いえいえその他の項目も、信長の馬廻や小姓中心に、その職掌に関する性格や構造、変遷に至るまで、とても丁寧に語られているので、若く初々しく美しい信長の家臣たちの魅力をたくさん知ることができます♪ 信長の生涯に添って考えた時、その時期ごとに近習の顔ぶれが随分変わってくるのが、よくわかる構成になっているのも嬉しい点です。 さらには、そもそも「小姓」なるものの概念はいかなるものか、実際どんな面々がどんな用向きを担っていたのか、この辺の基本的なことまでしっかり書かれているので、信長の下で小姓たちがいかに様々の要事にいそしんでいたかも、きちんと把握することができますよ。 巻末の人名辞典にも、生没年と略歴が明記されていて、ちょっと確認したい時にとても便利。この薄さでこの内容の濃さなら、携帯にも最適だし、お役立ちです。 さぁ、あなたもこれで信長親衛隊気分を満喫してみましょう!(笑)
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
信長を支えた近臣たちを描く充実した研究の成果,
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レビュー対象商品: 信長の親衛隊―戦国覇者の多彩な人材 (中公新書) (新書)
信長の近臣と言えば森蘭丸のイメージが強いが、他の側近のことはあまり知られていない。前田利家も小姓からスタートした。本書は能力ある人間を発掘し鍛える信長の人事の才と、主君の期待に応えて奮闘した数多の近臣の事績を丹念に追った、良質資料をベースにした優れた研究の産物である。信長の近臣には、小姓、馬廻、右筆、奉行等がいるし、旗本や近習という区分もある。本書はそれらの概念を整理してくれる。そして近習を四世代に分けて、各世代に属する人々の浮沈を描く。著者が紙幅を費やして紹介する人には、信長というまぶしすぎる光の陰で歴史を動かした人への敬愛を感じる。巻末の収載人名事典(本文収載頁番号つき)は重宝。多彩な人物が信長の覇業を支えたことがよくわかる。 良質資料だけでなく、真偽不明の逸話も述べ、人物像の肉づけを怠らない。蘭丸伝説形成過程の考察が面白い。 ただ、冒頭で触れている、信長政権の解釈に新しいものを付け加えるという箇所は少ない。近江を近習でかためる信長晩年の構想の推理ぐらいか。 なお、「ほたる大名」という言葉を知ったのも収穫(詳しくは読んで下さい)。
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