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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
小説としては・・・,
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レビュー対象商品: 信長の棺〈下〉 (文春文庫) (文庫)
作品の着想および、筆者の文章に関してはいうことはありません。しかしながらストーリー展開が今一つでした。 作品全体で本筋から離れたシーンに割かれているページ数が多く、 読む時間が無駄になるのみならず、作品の流れを失念しそうになります。 上巻を読んでいる間は伏線かと思っていたのですが・・・。 また、最後の方の展開もやややっつけに感じました。 どちらかといえば小説より新書で読みたい本です。
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
斬新で大胆な見方,
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レビュー対象商品: 信長の棺〈下〉 (文春文庫) (文庫)
この物語は本格歴史ミステリーといっていいと思うが、過去何回もモチーフにされてきた「本能寺の変」における織田信長の遺骸未発見の謎がメインテーマである。信長唯一の伝記「信長公記」の作者であり、かつて信長と秀吉に仕えた元武士の著述家、太田牛一が主人公となり、この謎に迫る。 著者は牛一の視点を通して、すでに何人もの作家や歴史家が挑んでおり、いささか手垢がついた感のある「本能寺の変」の謎の真相ばかりでなく、「織田信長」その人の人物評価をはじめ、「桶狭間の戦い」の真相や「太閤秀吉」の出自にいたるまで、客観的・論理的に新しい解釈をしている。本書がベストセラーとなっている所以だろうが、私も「こんな斬新で大胆な見方もあったんだ」と興味深く読んだ。 著者はもともと経済・経営の専門家として、その著述・講演活動や企業の経営指導が高い評価を受けており、この作品が75才にして初めて発表した小説とのことだが、とても作家第1作とは思えない筆力に圧倒された。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
歴史小説にして第1級のミステリー小説,
By バグ (千葉県佐倉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 信長の棺〈下〉 (文春文庫) (文庫)
本能寺の変を題材とする歴史仮想小説はあまたあるが、その中では読んでよかったと納得できる出来だと思う。少し前に雑誌で桶狭間の合戦についての特集があったが、その中でも議論百出で実際のところは今もって謎という所のようだ。本作はそもそも正式な合戦というものが無かったという設定で、本能寺の変と共に秀吉の策動が背後にあり、その秀吉の出時も藤原氏の末裔というまさかとはいえ、面白い設定になっている。歴史に興味のない人でもミステリーとして読んでもおもしろいだろう。ただ、作者が高齢(失礼!)だからではないだろうが、老人と孫のような小娘との情事の部分はやけに念入りに描かれており、ひょっとして作者の願望が炸裂したのかと失笑してしまった。この手の小説にありがちなあきれ果てるような突拍子もない設定や物語進行ではなく、こういうこともあり得たかもしれないとうならせてしまう力量はすごいと思う。本能寺の変三部作を全て読みたくなった。
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