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信長の棺〈上〉 (文春文庫)
 
 

信長の棺〈上〉 (文春文庫) [文庫]

加藤 廣
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「惟任(光秀)ご謀反」―。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕えられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10カ月後、天下統一を目前に控えた秀吉から伝記執筆を条件に解放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

加藤 廣
1930年東京生まれ。都立新宿高校から東京大学法学部に学び、54年に中小企業金融公庫に入庫し、京都支店長、本店調査部長などを歴任。山一證券に転じ、同経済研究所顧問、埼玉大学経済学部講師などを経て、中小企業やベンチャー企業のコンサルタントを務めるかたわら、ビジネス書の執筆や講演活動を行う。2005年に構想15年の書き下ろし長篇『信長の棺』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 280ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/9/3)
  • ISBN-10: 4167754010
  • ISBN-13: 978-4167754013
  • 発売日: 2008/9/3
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 0.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
この物語は本格歴史ミステリーといっていいと思うが、過去何回もモチーフにされてきた「本能寺の変」における織田信長の遺骸未発見の謎がメインテーマである。

信長唯一の伝記「信長公記」の作者であり、かつて信長と秀吉に仕えた元武士の著述家、太田牛一が主人公となり、この謎に迫る。

著者は牛一の視点を通して、すでに何人もの作家や歴史家が挑んでおり、いささか手垢がついた感のある「本能寺の変」の謎の真相ばかりでなく、「織田信長」その人の人物評価をはじめ、「桶狭間の戦い」の真相や「太閤秀吉」の出自にいたるまで、客観的・論理的に新しい解釈をしている。本書がベストセラーとなっている所以だろうが、私も「こんな斬新で大胆な見方もあったんだ」と興味深く読んだ。

著者はもともと経済・経営の専門家として、その著述・講演活動や企業の経営指導が高い評価を受けており、この作品が75才にして初めて発表した小説とのことだが、とても作家第1作とは思えない筆力に圧倒された。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By グラウチョ VINE™ メンバー
形式:文庫
上下巻を読んでの感想。

本能寺の変で信長の亡骸はどうなったのか?
毛利と和睦し、中国大返しが秀吉にできたのか?
そもそもなぜ光秀は本能寺を襲ったのか?

この本を読んで余計に頭の中が疑問だらけになった。

主人公が『信長公記』の太田牛一という設定は面白かったのに、
なぜに白昼夢を突然見るのだ。
読んだ人はみなここで突っ込みを入れたくなるのではないだろうか?
それもとても都合の良い白昼夢。

白昼夢を見るまでは面白かっただけに残念。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
物書きが物書きを通じて「語る」という形式がまず面白い。
決して新しい試みではないが、おそらく本来の書き手(=加藤氏)にとっては、それぞれのキャラクターを、本の中の書き手にどう語らせようか、という作業は、パズルを当てはめていくようなとてもスリリングなものであったに違いない。

歴史小説、というものはある程度「場」が限られており、しかも信長の時代というのは日本史の中でもとりわけ細かく語られている時期でもあるし、なかなか想像力を踊らせにくい状況ではないかと思う。
そこに、「物書き」を主人公としてもってくることにより、その想像力をも加えた形であたかも二重の効果を狙ったのがこの作品ではないだろうか。

登場人物もあまり耳慣れない人々が多い。巻末に付記された参考文献の多様さを見ると、どれほどの下敷きがあったのかがわかり、恐れ多い気がする。
そしてそれらの人々にパーソナリティを与え、大きなミステリーの謎解きに迫っていく手法はとても緻密で読み応えがあった。

信長の遺体はどこに葬られたのか?
冷徹な目のあの英雄がどんな死に顔を見せていたのか?
憎むことも愛されることもとても極端だったこの人間の本性をところどころに鏤めながら小気味よく話が進んで行くのはとても爽快だった。

でもね
どうして
色恋が
それも
交合の
シーンが
必要なの?
 
そこだけ点を引かせてもらいます。要らないよっ!
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
残念な一冊
織田信長の伝記「信長公記」を著した太田牛一という実在した人物を主人公に据え、この人が信長の死の謎ーー具体的には本能寺で殺された信長の遺体はどこに消えたのかーーに迫... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 西川太郎
戦国のルポライター。
これは面白い作品です。
主人公、太田牛一。織田信長直臣の戦国武将である一方で、『信長公記』の作者として後世に名を残しています。... 続きを読む
投稿日: 16か月前 投稿者: 街道を行く
評判倒れの感がありますが。。。
遅咲の大型新人、小泉元首相の愛読書、本能寺の織田信長の新解釈など多くの前宣伝を思い起こしながら読み始めました。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: gehararigo
信長の近臣が本能寺の変後消えた信長の遺骸を追う奇想天外の小説で、頗る面白い
織田信長の伝記「信長公記」を著した信長の家臣であった太田牛一、その人の目を通して本能寺の変の真実に迫る奇想天外な小説である。信長の近臣であった太田牛一の立場から、... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: Saburo Ochiaigawa
やはりそういう結末か
信長の遺体が見つからなかったというところがこの物語のきっかけになっていますが思ったとおりの結末でした。本能寺と南蛮寺の地理的関係まで知りませんでした。本能寺に抜け... 続きを読む
投稿日: 2010/3/12 投稿者: Andrei Kalinin
信長の遺骸は何処へ消えたか
多くの信長小説で本能寺の変での信長の遺体について踏み込んだ作品はこれまでほとんど無かったが本作品では本能寺から南蛮寺までの地下道説を取り入れたところが面白い。結局... 続きを読む
投稿日: 2010/2/4 投稿者: 戦国時代狂
「天地人」から歴史に興味持った人だって読んで面白い
 歴史小説には、通が好むいかめしい雰囲気がありますが、この本は"素人”が手を出しても十分に楽しめると思います。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/15 投稿者: きょうパパ
きもちわるい・・・
上巻の途中までは物凄く「面白い!」と思いながら読みました。
信長の側近から見た信長像というのが新鮮で。... 続きを読む
投稿日: 2009/7/13 投稿者: koma
日本史上最大のミステリー
『明智光秀はなぜ、信長を裏切ったのか?』
これは日本史上未だ解き明かされない最大の謎の一つだが、... 続きを読む
投稿日: 2009/1/8 投稿者: KENY
虚仮(こけ)を虚仮と観じて読み楽しむべき本
津本陽氏が「本能寺の変」はなぜ起こったかで「論理的欠陥」が多すぎると評した本。1.信長の遺体は阿弥陀寺の清玉上人が引き取ったという説、2.朝廷黒幕説、3.本能寺か... 続きを読む
投稿日: 2008/11/18 投稿者: ともぱぱ
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歴史は勝者によってつくられる 0 2009/01/31
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