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信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス (新潮文庫)
 
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信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス (新潮文庫) [文庫]

宇月原 晴明
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリンと戦国時代の日本を舞台に、伝承に語られた信長の謎が次々と解き明かされて行く。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

ローマ皇帝ヘリオガバルスと織田信長はともに古代シリアに発生した暗黒の太陽神の申し子であり、両性具有であった。伝記・伝承に散らばる謎を明らかにし、ダイナミックに描いた伝奇小説。日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 432ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/09)
  • ISBN-10: 4101309310
  • ISBN-13: 978-4101309316
  • 発売日: 2002/09
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 36,789位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By saburo
形式:文庫
 信長記(俗)などに由来するとっくの昔に否定されているような俗説、

伝説を確信犯的に使い倒しています。

 信長と古代シリア由来の狂帝ヘリオガバルスを初めて結びつけたのは澁澤龍彦

ですが、登場人物の名前や設定、挿話の端々に澁澤へのオマージュが

ちりばめられています。

 妄想が暴走しているので、まじめな時代小説ファンなんかは受け付けない

かもしれませんが、しかし多分、作者には初めから狭義の“時代小説”

なんてつもりは微塵も無かったんじゃないでしょうか。

 これはファンタジーだ。そのつもりで読むことをお勧めします。また、

この本を読んでおもしろかったらアントナン・アルトーの『ヘリオガバルス・

または戴冠せるアナーキスト』も読むとおもしろいと思います。

 
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
賛否両論 2007/1/3
形式:文庫
 「スサノオ」「信長」「ヒトラー」を同系列の人間として扱う手法は栗本薫氏の「魔界水滸伝」などでも読んだような・・・また、キリスト教以前の文明(宗教)がキリスト教の広がりと共に駆逐され、(ローマから見た)辺境の地にのみ残るという考え方や、キリスト教以前の神々が「悪魔」とみなされるという考え方も、方々で語りつくされてきた。そこに「両性具有」の考え方を入れてきたところは新しいかとも思われる。

 いわゆる異教伝説の好きな方には「またか」という感じがあると思うが、この手の話をあまり読んでいない方には新鮮に感じられると思う。また細部まで書き込まれた文章なので、「フィクションが読みたい!」という気分の時にもよいかもしれない。ただ時代が行き来するので、ある意味気が散る感もある。。。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tomomori トップ500レビュアー
形式:文庫
アントナン・アルトーの『戴冠せるアナーキスト』は高校生で読みました。懐かしい。信長にも学生時代にハマりました。縁を感じて手に取ってみたら、おお、とってもヘンな小説。信長が両性具有だったというファンタジーをでっち上げて展開しますんですが、まずその前提部分に生理的にどう反応するかで入れるか入れないかが分かれますかね。私は「うーん、ちょっと気持ち悪い…いや、以前に、ヴィジュアルとして想像出来ない。うむむむ」に終始してしまいました。だって髭があるんだもんなぁ。それで両性具有的美貌なのかぁ。いやー、でも髭がぁ…。
しかし奇妙奇天烈な大風呂敷を堅実にキープするテクニックのある作家さんなので、読後「シロートに時間と金を奪われてしまった!」という不快感はありませんでした。伝奇的雰囲気や異教的香りを醸し出すお手並みを拝見するにプロの伝奇小説家さんとして恥じることろのない方です。性に合わない人間が「金返せ」にはならなかったということは、性に合いそうだと直感的に感じる方にはお薦め出来るということかと。
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最近のカスタマーレビュー
こんな小説のジャンルがあるんですね
3世紀のローマ帝国末期の皇帝と信長が、1930年のベルリンにおける思索家の中で結びつくといういとも荒唐無稽な話しです。著者はこのようなジャンルの第一人者として名高... 続きを読む
投稿日: 2006/8/24 投稿者: gehararigo
伝奇小説の王道
次から次に飛び出す奇想、東洋の異神と西洋の太陽神を結びつける豪腕、両性具有への憧憬・・。ある意味、伝奇小説の王道をいっていると感じました。もう一歩でトンデモになる... 続きを読む
投稿日: 2005/5/21 投稿者: りりぴー
傑作です
異様なタイトルに魅かれて手に取りました。
読んでいる間、赤黒い炎を常に感じていました。... 続きを読む
投稿日: 2005/4/2 投稿者: 瓢
大袈裟杉
表題からして大袈裟すぎで、内容も突飛。読む価値が感じられないです。
投稿日: 2004/6/23 投稿者: 下総佐山の堀池相模守
文学ではない「ファンタジーノベル」
信長にまつわる事件に今までにない独創的な解釈を提示する小説。信長と紀元前のローマ皇帝ヘリオガバルスを結びつける観点は非常に面白く、資料を綿密に調べたあとが窺えます... 続きを読む
投稿日: 2003/6/22 投稿者: ころ
肖像画の信長とお市は似ている。
 この本には物語の枠を超えた『一説』であると、納得させるだけの要素が詰っています。... 続きを読む
投稿日: 2003/3/1 投稿者: Umibeno
新たな信長
... 続きを読む
投稿日: 2003/1/30 投稿者: selfish
日本史を見る目が一変すること間違いなし!
その着眼点の見事さにまず圧倒されました。信長の生きた時代から何百年も隔てた現代の私たちでさえ感じる、彼のカリスマ性をこのような形で納得させられるとは・・・。アンド... 続きを読む
投稿日: 2001/2/11 投稿者: 高橋2号
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